ジャンク品修理 SOVEREIGNの手巻き時計

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さて、まとめ買いしたジャンク時計を再生するたくらみ。

三つ目のターゲット選定にとりかかる。

今回のターゲットは…


これ❗️

当然ながら不動。振っても動かず。

プラ風防は傷だらけ、 ベゼルもこすり傷だらけだがダイアルはまだまだ綺麗に見える。インデックスや針も好みである。


裏蓋には、ショックプルーフ、防塵、防水の文字。…そんなに丈夫ならなんでジャンク品になるんだお前さんは。

中身拝見。


こないだもみた黄金色のムーブメント。
ゼンマイの逆回転を防ぐコハゼといわれる部分が、下部に細長く弧を描いて歯車と噛み合っている。美しい。


実際に巻き上げてみると、この機構はかなり優れていることがわかる。巻く際のチキチキチキという抵抗が程よい上に、一巻きあたりの巻き戻りがほとんど無い。

くるくる回転するタイプのコハゼは、巻き戻りがあって損した気になる。以下の画像はいい時計なので分かりにくいが、中央したにある小さい丸い部品が回転式のコハゼである。コレが大きいとクルクル回って巻き戻りが発生する。



さて。
改めてムーブをみてみる。
プレートには、SOVEREIGN WATCH COMPANYの文字。なんとこれもONE JEWEL、一石である。今回買ったジャンク品のロット、なんでこんなに石が少ないのが多いのだろう。

昔のアメリカの時計メーカーはこういうのが多かったのかな?それとも、たまたま買った相手が同じような機構の時計が集まる仕組みでもある人だったのだろうか。工場関係者とか。わからん。


さてこちらはダイアル側。スッキリしていて綺麗である。ザラザルした質感も良い。

意味なく接写。

針に傷もなく綺麗である。単にメンテされて来てなかった品であろう…

ケースと風防。これは磨き甲斐がありそうだ…
ま、結果としてほとんどこの研磨が今回の修復のメインになるのであるが。



ベゼルも汚い。




後半へ続く。

時計愛溢れるサイト『時計三昧』

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敬愛するホームページのご紹介。

時計三昧

僕のブログのような所まで読んでいる方々には、おそらくおなじみのサイトであろう。

このサイトには時計の機構の説明からカスタム時計の制作、素晴らしいコレクションの紹介と時計好きには堪らないコンテンツで溢れている。

特にクロノグラフの仕組みの説明が秀逸で、gifアニメなどを多用し解説しており、大変わかりやすい。

僕が昔SEIKOの6139をバラす際などは多いに参考にしたものである。


世の中には素晴らしいものをただ消費するだけでなく、産み出し共有する素晴らしい人々がいるのである。ここの管理人のTeruaki Kawai氏は、紛れもなくその一人である。

以下、氏の自己紹介の引用。

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プロフィール

最後に簡単なプロフィールです。

外見(デザイン)よりも中身(ムーブメント)が気になる40代、B型、おとめ座、左利き。普通の大学を出た普通の会社員。時計以外の趣味は登山と美術鑑賞。



機械式でもクォーツでもない OMEGA f300

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スペシャルな一本。音叉時計、というんだっけ?ebayで久々の大ヒット(未遂)。


OMEGA ELECTRONIC f300

カッコ良い!!めっちゃ良い。

音叉時計は、機械式の時代とクォーツ式の時代の狭間に生まれた機構で、電圧をかけ音を出し、その音で音叉を振動させることで爪が歯車を送り運針する。

ブローバが有名だが、この時計はまさにブローバ製ムーブメントとのことである。

シンプルなダイアルに凝った針、洗練されたロゴ、文字デザイン。言うことない。完璧だ。

欲しすぎる。


そして寝坊して落札忘れのパターン。
どうにかならんかな、この癖…



さすがオメガ、ちゃんとムーブは赤胴色である。

この時計には複数のタイプがあるが、この形、この色、このダイアルが最もカッコ良いと僕は思う。



以上、逃した魚はf300の巻をお送りしました。

Sandoz インドからの手巻き時計

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遊びで購入した一本。インドより。

やらしいワインレッドのダイアルと、インデックスがアラビア数字とローマ数字が交互に配置されてて、なんとなく珍しくて気に入った。いくらだったかなぁ、15$か20$くらいか?
なんか不自然に画像を回転させてしまった…

中を直接見ていないが、買うときにみた画像ではかなり古そうな手巻きムーブに、安っぽいプラスチックのスペーサーを噛ませてケースに収めていた。

思うに、使い物にならないぼろいジャンクムーブをかき集めて修理し、安く作ったダイアルやケースなどの部品と組み合わせ、なんとなく聞いたようなブランドを付けて売っているのだろう。

今度分解してムーブの状態を詳しくみてみよう。

でも、このビジネスモデルは言いようによっては、ジャンク時計に再び生命を宿し、経済活動に舞い戻らせているのである。まぁあくまで推測ではあるものの、もしそうだとすれば僕はこのコンセプトが好きだ。
と、これも購入の理由の一つである。

これは物価や人件費の安いインドであれば、十分事業として成り立つと思う。時計は人種年齢問わず必要なので、顧客のセグメントは極めて広範囲である。僕のようにもの好きがネットでアクセスして買い物する事もあろう。
この事業主は頭が良い。それに、時計の価値を貶めることなく綺麗にして再販して、また世の中の役に立てている。
良い事をしていると思う。

パッケージ。
切手多っ!

こういう、海外からのパッケージってなぜか捨てることができず、無駄にキープしている。

その土地の広告とか新聞が緩衝材になってたり、箱を開ける時になんとも言えない匂いがして、楽しいのである。

開封の義w



HP-01との激レアツーショット。人類史上このツーショットはこの一枚のみ存在するのではないだろうか。


まぁ質感はそれなりなものの、見てくれはなかなかナイスでないだろうか?ラクダのコブのような偽皮ベルトも嫌いではない。
ダイアルには、
HENRI SANDOZ & FILS と書かれている。裏にはSWISS MADEとも。笑


以上、気休めウォッチのご紹介でした。


フォーマルなとこでつける時計

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やっぱこれ!
ジャガールクルト MEMOVOX E855. 

スーツとシャツによく映える。
プラ風防の傷が目立つなぁ。磨いてもとれないし、どーやってきれいにすればよいのだろーか。


スウィープ運針が美しい…

ハーフローターの振動が心地よい。


芸術的一本であると思います。



HP-01とジーンズ

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ジーンズにも良く合う。


美しい時計は、いつまでも見飽きることが無いのであった。


こんないい時計が、二年間しか売られてなかったなんて…


なんでだろなぁ。


お気にのWittnauer手巻の精度調整

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先日のWindsor手巻き修理のついでに、こないだなおしたお気にのWittnauer手巻き時計の精度を調整。

この時計。


ムーブはこれ!


早速びぶ郎にかける。
僕の場合、何処かのサイトの真似をし、アコースティックギター用のピックアップマイクを使用して音を拾い、USBのオーディオインターフェイスで増幅してパソコンに届け、びぶ郎で解析している。
時計のしたに見える銀の丸いのがピックアップ。

さて、そのまんま乗せただけだと…
こんなもんである。なんか思ったよりちゃんとしてるな!?さすがウィットナー、ロンジンブランドである。


緩急針をつついて何度か試行錯誤…!この作業はとても地味だが何故か大好きである。

なんだかなぁ、という感じだが。
まァ、よかろう。

どうせ姿勢差も大きいだろうし…

というわけで、1日付けてみてたら一分遅れていたので、わずかに調整の余地ありかな?
これからもヨロシク!


ジャンク時計再生 WINDSOR 手巻き時計 2/2

さて、このムーブ。お気づきの方もおられると思うが、…

穴石がない!!

地板に開けられた穴にそのままホゾが差し込まれているのである。

昔々の懐中時計ではこのようなものもあったと聞くが、こんなので耐久性とか大丈夫なのだろうか?!

大丈夫でなかったからこうしてジャンクに身をやつしているのか。

オドロキのNO (0) JEWELS 表記。

そのしたに見えてるポッチは二番車のホゾである笑。

んで、バラして簡易清掃して組み上げてみる。ザラ回しは問題ないのでアンクルとテンプを取り付ける、のだが…



なにこのアンクル!!!

緑の石が見えるのでノージュエルではないのでは、と突っ込みつつも、驚かされる形状である。

石があるのと反対側の腕は、分かりにくいがピンが突き出ていて、このピンでガンギ車を送っている。

平静を装って淡々と組み上げる。

いざ、巻いてみても…


動かない。

ピンセットでテンプをつついても、少し振れてすぐに止まってしまう。

うーん…



いろいろ眺めつつ、つついては止まりの繰り返し…

輪列ホゾ穴に注油したりしても同じ。

尚、アンクルのホゾは取り外し式になっている。

このネジを外せば、アンクルのみ受けが取り外せる。


テンプも同じである。

なんとこのプレートを外せば、テンプの受けが見える。笑

どうもテンプとアンクルが怪しい…と思い、取り外して少しだけ磨いてホゾ穴に注油。ついでにアンクルのガンギ送り棒?にも少しだけ注油。


☝️右の方に少し見えるのがガンギ送り棒。この隙間から、左側に見えている受けのホゾと棒に注油。


各輪列のホゾ。わずかに注油。


アンクルの送り棒アップ。へんなの。左側の棒はホゾ。


メーカー表記? MANOR WATCH Coと読める。そのうちググってみよう。



結論として、やはりアンクルとガンギ車のホゾ穴が詰まってたようで、簡単な研磨と注油で動いてくれた!!

テンプが回り始め、止まることなく動いてくれるのはたまらなく嬉しい瞬間だ。

そそくさとダイアル、針を取り付ける。歩度調整の前に針をつけてしまうのが重要だ。

スモセコ。
後ろに突き出ているところが可愛らしい。


12でピッタリ重ねる。三時と六時、九時でも確認、調整。


歩度調整のため、びぶ郎にかける。
あちゃー…だいぶ遅れてる。

ので、テンプの緩急針をつついて何度も調整。
うーん…全然だめだ。やはりパーツ一つ一つを丁寧に洗って、組み直さないとちゃんと動いてくれないようだ。
まぁ、元がジャンクなのでこれでよいか。

ケースと風防も適当にポリッシュ!


というわけで、
晴れて我が腕に!!!

こうしてみると精悍な顔つきである。

スッキリしてて悪くない!
これからちょくちょく付けてみよう。NATOストラップも試したいなあ。


…というわけで、以上、ジャンク再生のご紹介でした。



ジャンク時計再生 WINDSOR 手巻き時計 1/2

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以前購入したジャンク時計。14個入りで12$くらいだったかな?

...の中の、これ。

完全不動であったが、ダイアルの汚れが少ないこと、ラグなど見た目が少しシュッとしてること、リューズがちゃんとあるのとで、直せないかな?と思い、取り掛かる。

裏蓋はパッキンなしのはめ込み式。さすがジャンク品、防水性皆無である。サクっと外し、ムーブを取り出す。針を取り外し、ダイアルをひっぺがす。

こちらはダイアルの写真。
WINDSOR SUPREMEの文字。その下には王冠のようなマーク。
きいたことないなあ。


ムーブ。

きたなっ!

適当に動力周りを外したりしてみるも、テンプはうんともすんとも動かない。

しゃあないなぁ…

コハゼと角穴車と輪列受けを外す。

ゼンマイは綺麗で、まだグリスも残っているように見える。

とりあえずバラすか。

輪列、テンプを取り外す。

ネジなどと並べる。汚い並べ方で申し訳ない。

僕のやり方は、針類は裏蓋の中、その他は外した順に右から並べて置いて行く。紙製の箱の蓋を裏返してその中で作業する。

本来ならベンジンで洗浄、サビ取り、超音波洗浄と進めていきたいところだが、サビ取りしか手元にないため諦め、歯ブラシなどですこし掃除してそのまま組み直す。ごめんなさい。

つーか、道具もなくこんな小さな部品の洗浄なんてどーすりゃいいかわからんもん。コップに酢を入れ、十円玉を綺麗にするのと同じメソッドを適用するくらいしか思いつかない。我ながら貧相な発想である。もちろん、やらないけども。

日の裏側。



さて、組み直しへ。
写真は特になし。

このコハゼに三十分くらいかかった。


この位置にセットしながら、赤丸の針金を下から出して引っ掛けるのである。これがなかなか難しかった。
赤丸でかこまれた極細バネ。点のように見える。




後半へ続く…

ケータイ用レンズアタッチメント購入

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今更ではあるが…

マクロ用、広角用、魚眼用の3種類のアタッチメントレンズ購入。

ちと怪しい…


説明。


もちろん目的はマクロレンズ。早速ヘビロテ中のウィットナー手巻の秒針を撮ると…


めちゃすげぇ!

というか、どれだけ悪いコンディションやねん…という話である。

これでムーブを撮りまくろう…


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