タグホイヤーの小ぶりな自動巻、良いね!

カテゴリ:
Y氏から預かったホイヤーの自動巻。長い間手入れしてないのでメンテナンスできることがあればして欲しいとの事であった。
IMG_20180429_001819


ケースはかなり小ぶり。青の文字盤にベンツ針、9時と6時だけアラビア数字のミックスインデックス。
IMG_20180429_001844
ブレスレットはいかにもタグホイヤーなウネウネしたやつ。今回つけてみてわかったが、この二重S字ブレス、めっちゃめちゃ肌に馴染む…

IMG_20180429_001914

ブレスレットは微妙につや消しとポリッシュ仕上げが交互に配置されている様だ。


これくらい小ぶりの時計の方が、装着感が良く腕の中で映える。いつから今の様に腕時計の巨大化が進んだかは定かではないが、こういう時計を巻くと、このサイズで必要十分だよなぁ…と思わせられる。

とはいえ自分が買うか買わないかと言われるとまぁまず買わないのであるが、巻いてみるととても良い時計だったので、しばらく試着させてもらう事としよう…w

エンポリオアルマーニの時計を預かる …組み立て編

カテゴリ:
さて、以前のエントリで分解して磨いたケースを組み上げるの巻。

超音波洗浄したケースとガラス風防、裏蓋。パッキンは両方についている。相変わらず色付きガラスがイイ感じの違和感を醸し出していらっしゃる。
IMG_20180422_011900
斜め横から見たミッキーみたいな画になってしまった

文字盤の隙間からキチ車が飛び出してきてたので、無くさないよう取っとくのが大変であった。
IMG_20180422_012003

ケースに、上からムーブメントを乗せる。画像はケースの上下を逆にして入れてしまったの図。
IMG_20180422_012335

向きを直してリューズを入れる。
IMG_20180422_012553

そして、まず風防をかぶせる。パッキンにはグリースを塗り直しておく。裏蓋まではめ込んだら、この風防側も裏蓋嵌め込み機であとで挟んで、パチンっと音がするまで圧入する。
圧入は上から押すだけなので簡単そうだが、いざやるとなると専門の道具がないとむずい。
IMG_20180422_013811

続いて裏側。
こちらもグリースを塗り直したパッキンをはめ、4つのネジで固定する。
IMG_20180422_013841

できた。

輝き〜
IMG_20180422_014309


裏側もとても綺麗になった!ベルトはかなり独特の形をしているが、交換するときはどうするのであろうか…オーダーメードで作るしかないのだろうなあ。
IMG_20180422_014558

うーん、ベゼルの磨きが甘いなぁ…まぁよいか…
IMG_20180422_014636

磨くだけでも輝きが増して、キレーになって、よいね!
IMG_20180422_014820

というわけで、そのうち持ち主のNさんに返されるであろう…。分解掃除とかしてないけど、とりあえずケース研磨と洗浄をした時計のお話でしたとさ。

エンポリオアルマーニの時計を預かる …ポリッシュ編

カテゴリ:
バラしたらパーツを磨いていく。
IMG_3673

ムーブメントはひとまずこちらでお休み。
IMG_3674

ガラス部分にタミヤマスキングテープを貼り、保護。
IMG_3675

リューターでゴリゴリ磨いていく。
IMG_3676

うーん、むずい。
IMG_3677


一通りやるたびにティッシュで研磨剤を取り、仕上がりを確認。
IMG_3679

ベゼルが終わったら次はケース。ケースは磨きやすい。
IMG_3680

先ほどの風貌を取りだし…
IMG_3681

試しに置いてみる。綺麗になってる!って言うのをモチベーションにして、また磨き直しにかかる。
IMG_3682


研磨するときの悩みは、机や手が汚れることと、研磨剤が飛び散ることである。まだまだ練習とさらなる効率化の工夫が必要だなぁ…


組み立て編に続く。

伝説的LEDウォッチ HP-01 ケースのお手入れ

カテゴリ:
HP-01が傷だらけなので、気持ち研磨して傷を取ろうとするもの。

この時計の良いところは、なんといってもポリッシュ仕上げとヘアライン仕上げのパーツの美しい調和である。なので、間違えてもヘアラインを入れるべきところを磨いたり、その逆をしたりするべきではない。

まず、ヘアラインの入れ直しから。

ポリッシュ仕上げの部分を、タミヤマスキングテープで覆う。
IMG_20180421_223904





四方を覆い、準備完了。

IMG_20180421_223946
少し傷が目立つのがわかる。
IMG_20180421_224017

まずは千番とかの粗めの耐水ペーパーでおおまかに傷を取る。その後、もっと細かな耐水ペーパーで磨き、仕上げにヘアライン仕上げ用のスポンジで一方向に擦り、仕上げていく。これも粗めのものから細めのものの順番でかけていく。

磨く前。
磨いた後。
大きな傷は取りきれなかったが、細かな傷は綺麗になっている。大きな傷を取ろうとすると深く削らなければならないため、ケースが痩せたり本来のシェイプを崩してしまったりする。なので、この程度で良いのだ。
IMG_20180421_224657

次に側面。

このように、細かな傷がたくさん。くすんでしまっており、光も反射出来ていない。

IMG_20180421_224745


研磨後。ほぼほぼ綺麗になった。光も綺麗に縦に反射して映っているのが分かる。
IMG_20180421_224816


次はブレスレット。じつはこのブレスは手に入れた時から深い打ち傷があり、完全に磨くのは諦めている。
そこそこ綺麗になるように…
IMG_20180421_225230

…キリがないのでこの辺でやめた笑。どうせブレスは小傷が付くので、今はよかろう。
IMG_20180421_225344

さて次に、ポリッシュ仕上げに移る。

文字盤?部分とヘアライン仕上げの部分をマスキングテープで覆う。

なお、本当は分解してパーツごとに洗浄、研磨したかったのであるが、分解、組み立てマニュアルが手に入らなかったため諦めている。
分解済みの写真はネットにあったのだが、それだけでは怖くてバラせない…😭
IMG_20180421_230028

どの番手でどの程度磨くかを、任意の一辺で試してみる。

うーん、これならまぁいいか…指が映り込むのが見える。

IMG_20180421_231047

粗めの耐水ペーパーから順番に、横の方向に磨き、仕上げとしてこのようにミニリューターを縦に当て、研磨剤をつけて磨く。エッジに触れないよう注意する。
IMG_20180421_231525

角っこが難しい。絶対形を変えたくないため、慎重に軽めに磨く。
IMG_20180421_232013

その後マスキングテープを外し全体的に軽く拭く。研磨剤を徹底的に取り除くよう、なんどもティッシュや布切れで丁寧に磨く。隙間とかに特に注意!

でけた。
IMG_20180422_001233

ブレスの裏側も磨く。ポリッシュ仕上げは機械でできるので楽で良い♨️
バックルの内側、テーブルの模様が映るまで磨いている。
IMG_20180422_015937

とりあえず完了!
IMG_20180422_020017

綺麗になって良かった良かった。
IMG_20180422_020059

磨いてから気づいたが、磨く前の写真を撮ってない…
IMG_20180422_020216

文字盤の小傷はどうにもならないなぁ。これはこれでビンテージ時計の味であるので不問に付す!

以上、ヒューレットパッカードの、名機にして40年くらい前のスマートウォッチであるところの、HP-01のお手入れでした。







昔の画像を見返してみる

カテゴリ:
iPhoneがまだイカれたままで、写真を撮ってアルバムに保存したものをアップロードすることができない。ので、今現在閲覧可能な画像を見返す。

IMG_6991
金のメモボックス。かっこよすぎ!型番はE855、ムーブメントはk.825。kは耐震装置の種類を示す。

これはハーフローターと言って往復式の重りが動く事で香箱を巻き上げる機構を持っており、腕の上でコツンコツンと心地よい音が鳴る。

アラーム機能以上に、この時計を印象付ける音色である。


IMG_6029
HP-01と、ヒューレットパッカードの不倶戴天の敵であるIBMのキーボード。

これはデスクトップでもThinkPadのキーボードで操作、入力ができるようになるという素晴らしいデバイス。

正直最近のアイソレートなキーボードより、この頃のレイアウト、打感の方が遥かに好きである。が、時代は移ろうものでもある。さみしいなぁ。

HP-01については割愛。めちゃめちゃかっこよい!

※参考リンク

約40年前のイケてる電子時計をひさびさに箱から出した


IMG_6076
友人のSEIKOガレリアを。イカツイ。スプリングドライブ搭載でスイープ運針。
ローマンインデックスとバーインデックスの組み合わせにパワーリザーブが搭載されている。


IMG_6267
iPhoneのパノラマで撮った、SEIKOベルマチックのプールサイドでのリストショット。ガレリアとは似ても似つかないが、このデザインこそがSEIKOの正当なDNA。
ビジネスでなくあえて休日に巻きたくなったので巻いたものだが、悪くないなぁと思いました。








iPhone蛾ぶっ壊れた

カテゴリ:
感情的になるのもいけないので、事実を簡潔に記すもの。

DAY1

親しい友人と会食。解散前に記念写真を撮ろうとしたところ、2枚目以降を撮るときにプチフリーズ。

めげずに何枚かパシャパシャ撮って後で送ろうとしたところ、なぜか端末がフリーズ。

再起動して写真を見直したところ、最新の写真数枚が灰色一色の画像になっておりデータが読めず。

DAY2

昨日同様、写真を撮ろうとしたらフリーズする事が何度か。数枚に一枚同じように灰色の画像になってしまう。

DAY 3

車で遠出をしているとき、綺麗な景色を一枚とった。数分後、写真を見直そうとしたところ、なぜか全ての写真が消え去っていた。

え?!ってなってると、どんどん画像が復元されていく。五分ほどで全ての画像が復元された。

なんだったんだ?と思いつつ一時間後に再度携帯を開くと、同じように画像が全クリアされていた。

そして同じように五分ほどかけて全ての画像が元どおりになる。

ここで、ヤベーかも?と思い慌てて車を停めてノーパソにアイフォンを繋ぎ、写真データのバックアップを取る。

その後、アプリ切り替えなどの動作がカクカクになる。それでも一応きちんと使えてはいた。

DAY4

早朝から親しい先輩とモーニングをご一緒する予定であったのだが、アイフォンが落ちたまま立ち上がらない!

恐怖のりんごループといつやつである、何度立ち上げてもリンゴマークより先に進まない…!ホームボタンを押しながら電源ボタンを押して強制終了を試したがダメである。

昔ジェイルブレイクして遊んでいた頃にはよくあったが、今は真っ当に入獄中であるためあの頃のようにツールで復旧したりできない。やべー。顔が青くなる、

モーニングにはなんとか行けたが、帰ってから決死の復旧作業。

シムを抜いてみたりセーフモードでの起動を試みたりするも、全然ダメ。

すがる思いで、復旧モードにしてからiTunesにつなぐと、なんと更新というメニューが出る!更新はデータを残したままiOSのバージョンを上げる操作(“復旧”を選んでしまうとデータが全部無くなる)なので、祈りながら更新を実行。

20分ほど経って、無事に最新のiOSで立ち上がった。

…よかった…涙


しかし、メモ帳アプリは立ち上がらない、かつ内容は全部消えている、写真は撮れるけど保存できない、連絡先は全部消えている…など、とても不便な事象が発生している。

アルバムには、何故か昔のアイフォンで撮った画像は残されている…

ハードウェア的な問題かとも思ったのだが、システムファイルやシステムで使うデータベースのメタファイルがおかしいのだろうか?

全部初期化して復旧を試すと元に戻りそうな気もするのだが、試せないでいる。

不幸中の幸いは、速攻で写真のバックアップを取ったために最悪の事態である写真の全喪失は避けられた事。最新のバックアップは一ヶ月ほど前であったので、もしそこからの更新分を失うとしたら大変なことになる所であった…

今月撮った写真の中には中にはものすごく貴重な時計や、それらのリストショットが数多くあり、それらを救えただけでも本当に良かった。


皆様におかれましては、携帯のバックアップはこまめに取るようご留意いただきたい所存でございます。

IMG_6044
画像はカメラロールに残っていたもの。本文とは全然関係ありません。


あとすごいどうでも良いが、アイフォンと入力したら変換候補にiPhoneが出てこないってどーいう事?iTunesは出てくるのに…

相棒パネライ

カテゴリ:
久方ぶりに会った先輩と飲んだのだが、手に巻かれていたのは結納返しでリクエストしたと言うパネライの二針時計。

うーん、デカい!
IMG_4009

僕のような古時計愛好家には、そのでかさ、質感、形状、仕上げ、どれを取ってもものすごく刺激的である。
IMG_3999

が、なんといってもこの顔。

文字盤の潔さ、夜光は刳り貫いたアラビアインデックスから下のレイヤーを透かせるという手法、シンプルだがオリジナリティの高い二本だけの針…などは大変趣があってよい。

このスッキリとした文字盤のせいで、ゴツいケースが全く気にならない。この調和が名作たる所以であり、このブランドのアイデンティティと言えるのではないだろうか。
IMG_4001

ムーブはどんなもんかなー、と思い裏返す。

IMG_4002

綺麗に面取りがなされており、コートドジュネーブも美しい。視野も広いので迫力がある。

裏返した時にも所有者を癒してくれるというのは重要だ。この持ち主は、もう何年も前からこの時計を大事にしていて、ほぼ唯一所有しているのがこのパネライである。

彼はこの時計と長い間苦楽を共にし、日々ゼンマイを巻き上げてきた。

大切なミーティングの時間も、楽しい飲み会の時間も、辛くて出口の見えない時間も、この世の何より貴重な時間も、このパネライによって告げられてきたのであった。

1日の終わり、彼はパネライをそっと外す。その時に持ち主が裏を見て、ガッカリするような事は許されない。手巻きムーブとはいえ、ここまで美しく仕上げられているならは、きっと、明日もまたこの時計と共にいよう、と彼は思えたはずだ。

自分の時計としては考えたことも無かったが、触ってみるとパネライはやはりとても良い時計であった。気の置けない先輩の相棒として、頼もしい奴だと感じた。


…腕にはめさせてもらいもしたのだが、酔っ払っていたので写真がない。悲しい…

袖口番長でヨイではないか – 戦略的審美性、あるいは

カテゴリ:
時計をスーツに合わせるなり。
IMG_3758
Wittnauer Electro-Chron

前に電池交換したばかりの元気溌剌電磁テンプ時計。黒いストラップを付けているので、スーツにつけても違和感がない。

素晴らしい。

つーか今この写真を見てて思ったのだが、シャツの袖口と時計のストラップ、隙間が空いてるとやはりかっこ悪い。かといって、詰めすぎても窮屈である。
漱石の智に働けば角が立つ、情に棹させば流されるといったおもむきである。

IMG_3723

例えばこれなんかも少し隙間が空いている。が、これ以上詰めると時計が袖口に乗っかってしまい、チビッコ感が溢れ出てしまうのである。悩ましい。


これは以前電池交換したポールスミスのトノー型のファッションウォッチ。
IMG_2888
金属ブレスは袖から付かず離れずの距離を保ち、ケースもまたなめらかな曲線を描き袖口に寄り添うかのようである。

そうか。

トノー型の極意は、滑らかに袖口にフィットすることであったのか…

ポールスミスの電池交換という作業は、僕にこのような感覚、というか、一種のひらめきを植え付けたのであった。

思えば"ジャケット➕シャツ"に最強に映えると言われるカルティエ・タンクも、ピシッとした縦線とその端が優しく丸められているのが、シャツの袖口の直線と曲線のイメージとピタリと重なる。

下の画像の右側を見て欲しい。
FullSizeRender

ファッションにも時計にも興味がないよ、という方でも、この組合せがいかに美しいかわかるのではなかろうか。
(左側は女性である。タンクの凄いところは、素肌に付けるだけでも雰囲気を放つところだ...)

この写真だけでは、この男性の身長も体型も、顔ももちろん声も性格も分からない。

でも、シャツにもジャケットにも、ある種あざとさをもって異様に映えて来るカルティエ・タンクにより、装着者の外見はおろか内面の印象さえもブーストしてくれる気がする。

さしずめこんなところだ。おしゃれ、清潔感、知的、紳士的、笑顔、善意、裕福、親しさ…。

左の女性の写真についても同じことだ。

適切な時計をうまく服に合わせる事で、これらの印象を他人に与えることができるというのなら、それを利用しない手は無いはずだ。

腕時計はそれ単体ではなく、かならず身につけて使うものである。故に、手首、そしてそこに隣接するシャツの袖口、ジャケットの袖口にとてつもない影響を与えるものでも、ある。


よし、


僕の持つ時計をシャツに、ひいてはその上のジャケットやセーターにどう合わせていくのが良いのか、もう少し真剣に考えてみよう。


時計道はまっこと奥が深いぜよ…


【訂正あり】SYNCHRONAR、その読み方と書き方について

カテゴリ:
僕の敬愛するUT Design のUT氏神推しの時計、Synchronar。

RAGEN社より販売された、世界で最初の太陽光による充電機構を備えた時計であり、かつ、世界で最初の磁力による時刻調整など各種操作を実装した時計。

歴史的な一本であることは間違いがない。間違いがないが、あまりにタフで便利なため僕はいまだに実用している。使いつぶすまで実用しようと思っている。それでヨイではないか。
IMG_3511
 とある日の昼食時のショット


もう何度もこのブログで取り上げてきたのだが、いまだに謎な点があったのでこの場でハッキリさせておこう。

日本語での読み方、表記の仕方である。

先のUT氏のサイトでは明確に[シンクローナ]と書かれているのでこれに倣うのが本来であるのだが、実際に発音を聞いたことがないので判断がつかないのである。僕が過去に書いた記事も同様で、シンクロナーとかいたりシンクローナと書いたりしてるようで、我ながら適当だなあと思った次第だ。

そんなことどうでもいいやんと思うかもしれないが、こういうのは自分の耳で実際に聞いて、自分の頭で実際に判断するのがとても大事なのである。

英単語を調べるときも、単語帳をめくりながら覚えるのと、何か英作文をする時に単語がわからず、辞書をめくって調べてつぶやきながらスペルをなぞるのとでは覚え方が違う。同様に、Synchronarの発音の日本語表記といった何気ない事項においても、自分で確認を取ることがSynchronar愛をより確かなものにするであろう。

『一次ソースに当たる』というのは、あらゆる情報がやや過分気味に手に入るインターネット社会において、とても大事な事である。原典に当たること、自分の目と耳と足で情報を集めること、そうすることで初めて何が本当で何が本当でないかが分かるようになる(と、昔社会人になったときに教わった)。

…というわけで、UT DesignでSynchronarをゴードン・クーパー氏(宇宙飛行士、故人)が解説しているCM動画?が紹介されているので、それを見てみよう。


ふーむ。これは…『シンクロナー』と言っているように、聴こえる。。。。

これ以外にも誰か製造者あるいは近い人間が"Synchronar"を発音しているビデオがないか探してみたのだが、見当たらなかった。ので、本当にこの時計の発音はこのビデオのみである。。。しかも、しかもであるが、このCMの中でSynchronarを発音しているのは開始6秒のたった一回だけ…

しかし最も大きな発見は、正確なモデル名、”Synchronar 2100”の発音を、以下のように発音している点である。

"Synchronar twenty-one hundred"

Two One Zero Zero  でも、 Two thousand and one hundred でもない。

Twenty-one Hundred である。これは2100年までカレンダー調整不要という機能についてのネーミングである。わざわざこのように発音しているという事は、当然の事ながら制作者側から注文があったのであろう。我々愛好家は、この点を無視してはならないのではないだろうか。

…結論として、僕の耳ではSynchronarはシンクロナーで問題なさそうである。のだが、国民的英雄である宇宙飛行士がCMでわざわざSynchronar 2100と喋っているからには、今までの僕のSynchronarとかシンクロナーって表記は片手落ちではなかったかと反省している。

これからはきちんと2100も付けようと思いました。
Synchronar 2100、あるいはシンクロナー2100、と。  (最下部に訂正あり)
image


…さて以下は、余談となる。
Synchronar愛のある方のみお読みいただければ幸いである。

エンポリオアルマーニの時計を預かる…驚きみが深い編

カテゴリ:
友人Nくんから預かったこの時計、外装の傷を少し取ってやろう…と思いバラしてみることにした。

見た目はこんな感じの渋さ。
皮バンドの質感が大変良い。かっこいい。

Emporio Armani
IMG_3663

いわゆるファッションウォッチ的な感じなのだが、意外とこれがなかなか良い。

IMG_3664
小ぶりなダイアルにシャープなバーインデックス、夜光が一切ないという潔さ。
そして何より目を引くのは、一見トゥールビヨン的な位置に配置された、両持ちテンプ。


裏側。
IMG_3665
グレード感の高そうなムーブメントである。オメガの如き輝きを放つムーブメント、丁寧なコートドジュネーブ紋様…


すごいなぁ、よくできてるなーと思いながら、まずは少し錆びた裏側のネジを取り外しにかかる。 
 
少しきつかったがなんとか外れた。そして軽く抉って裏蓋を開け衝撃を受ける。

IMG_3685


!!!!!


裏側のガラスが、色付きやん!!!!!


…初めて見た、ガラスに色付きの時計。

サングラスかて!

岐阜出身の先輩が、"〜かよ!"というツッコミの時に"〜かて!"と言っていた史実による


外して見たらこの通り、ごく普通のムーブであった。なんならコートドジュネーブか浅く表面的で、あんまり綺麗ではない…その他のパーツの仕上げもソコソコである。
IMG_3667

そりゃそうだ。なんか騙されたなぁという感じと、よくもこんな工夫をしたなあという気持ちで爽快みが深い。

裏を返せば、持ち主くらいしか見ないであろう裏側にもこんなトリックを仕込んで見てくれを向上させているくらいなのだから、ある意味ユーザーのことをキチンと考えてできる範囲での工夫を凝らしている、とも言える。

伊達に強大なシェアを持っているというわけではないようだ。ファッションブランドとしての努力がなされていて、頭が下がる思いみがある。


オモテ面。

まさか?と思いつつ抉ってみると…
IMG_3669


お前もか!お前も色付きガラスか!
IMG_3671


こっちはダイアル(文字盤)も綺麗なので別に色無しでもいいと思ったのだが。
まぁ、分けるとコスト高になるとかなのかもしれない。
IMG_3672

ファッションブランドだからこそ、自然とサングラス的な概念を時計に適用させる事ができたのだろう。

ロレックスやパテックが今後色付きガラスを搭載したモデルを出すことなど、とてもではないが考えられない。

夜な夜な時計雑誌やマニアの愛用時計画像を舐めるように熟読する、やや時計愛を拗らせたような方々には結構新鮮なのではなかろうか?


僕には新鮮であった…



…ポリッシュ編へ続く。

このページのトップヘ

見出し画像
×