YEMA Meangraf(ジャンク)動いてくれた〜😂👍

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先日入手した、ジャンクのYEMA Meangraf。

とりあえずものっすごーーーく汚いので、少しきれいにしてやろうとバラして見る。

ベゼルを抉って外したところ。灰色の粉が飛び散る。(この画像はすでに風防交換済みなので少し綺麗に見える…)
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経験上、ここまで汚れて動かない時計というのは、じつは整備してやればちゃんと動くというものが多い。

前にやったジャガールクルトのMemovoxでもそうだったのだが、古い油がかたまってたり、ホコリやクズが機械に入り込んでたりして止まってて、じつは歯車などの各部品は無事であるということが少なく無いのであった。

なので、下心として、一度バラして組み直せばまた動くんじゃないか・・・という気持ちがあった。


さて、裏蓋を開ける。正多角形の形の裏蓋はあけにくいのだが、すんなりあいてくれてよかった。そのうちこれに合うオープナーを探しに行こうと思っている。

リューズを引き抜けば、ムーブメントはスペーサーごとすぽっと外れる。ケースに見える黒い輪っかは、パッキンが腐ったもので粉々になっている。経験上、10年やそこらではここまで劣化しない。
20-30年は放置されてただろうなぁ。
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シンプルな三針時計、ほんとうにシンプル。あえて他の時計と違うところをあげるとすれば、インナーベゼルが風防の中にはめこまれていること、くらいであろうか?

ムーブは綺麗であった。これも、長らく放置されてきた時計に見られる特徴である。
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秒針を外し、裏返してテンプを外す。勢いでアンクル受け、アンクル、輪列受けも外す。ギアのほぞは油が汚れ、黒ずんでいる。
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さて、分解については、このしょうもないBLOGを読んでくれたある時計師の方から駆動系から息の根を止めるのがセオリーと教わったので、カレンダー側に向かわず一気に輪列をばらすことにする。

この時計、じつは少しゼンマイをまいてもそのまま空回りするというような事象があった。そこから危惧していたのはガンギ車、あるいはアンクル破損である。いずれも壊れやすい部品であり、換えを見つけるのが非常に難しい。

アンクルを取り外してみても、特に破損は見当たらない、、、ガンギ車をみても同様。少しほっとした。
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四番車をピンセットでつついてみてもスムーズに回らないので、なんでだろうと思いつつばらしていく。

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香箱抑えを外し香箱の様子を見る。うーん、特に問題はなさそう。。なのでとりあえずそのまま組み上げることにする。

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ところが、香箱の受けを取り付けて二番車を軽くつついて回してみても、硬くて回らない。おお?!と思いまた一度外し、調整を試みるが同じ。

なんでだろうと思い、上の画像の香箱受けを掃除してみてはめ直すと…いけた!!

おそらく油の塊かサビ、あるいは鉄くずか何かが詰まってたんだと思うが、どうであろう。とりあえずそのまま組み上げると元気にテンプが振れてくれたので一安心…

お次はボロボロのケース。
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ベゼルはこんな感じ。触っただけで汚れが噴き出てくる…ドライバーでこそぎ落とす。
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プリント面へのダメージを考え、ベゼルの水洗いは避ける。

ケースは、パッキンの残骸をドライバーでほじくりつつ、キレイキレイで水洗い。さらにはベンジンで擦ってクリーニング。
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ピッカピカ!!

このパッキンの残骸を処理するのが大変であった…ミゾを爪楊枝とかで擦って、黒いカスを一掃する。

気になったのは、スペーサーから出たと思われる緑錆が付着していたことである。これが不動の原因になったとかかもしれないなぁ。
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あと写真がないが、リューズの芯周りのパッキンのカスを取り除くのが大変だった。針で突いて柔らかくして、爪楊枝を削って刮ぎながらベンジンで拭き取る作業を延々と続け、ようやく綺麗になった…


乾いたら、試運転してたムーブを入れる。スペーサーは金属で出来ていて質感が高く、好印象!
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この通り、ピッカピカ!!
取り敢えず試運転ということでしばらく使って見て、タイミングを見てオーバーホールしようっと。
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風防は新品を購入。インナーベゼルとケース双方に合わせる必要があり、しかもインナーベゼルの視認性を阻害しないようにドーム型ではなく平べったいタイプの風防を取り付けるべし!

いやー三針でもほんとカッコ良い。レーシングダイアルというらしいが、Meangraf Superに負けず迫力がある。インナーベゼルと回転ベゼルがとてもいい雰囲気を醸し出してて、用もないのにベゼルを回してしまうw

四時位置リューズもカッコ良い。
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以上、YEMA Meangrafが動いてくれたお話でしたとさ。
































































YEMA Meangraf (Superではない)ゲトー!でもジャンク。

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僕はYEMA Meangraf Superというビンテージなクロノグラフを愛する者であるが、実は手巻き三針時計バージョンである普通の”Meangraf”もかなり気になっていたのであった。

んで、いつか某Bayでボロッボロの不動の個体を安くゲットして、そのうち部品取りの個体をみつけて直そうと考えていたのだが、この度実行に移してみた。

手に入れたのはこちら。
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風防の傷はまあよいのだが、ベゼルはハゲハゲ、インナーベゼルは黄ばんでいてケースも傷、汚れだらけ。リューズはどす黒い油?か何かがつまっていて碌に回らない。引き抜くのも一苦労。

当然のように時刻合わせもできず、ゼンマイを巻くこともできないポンコツである。

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期待が持てる点としては、売ってる人は「輪列さえちゃんと整備すればまだ動くのでは」と言っていた事。

あわよくばオーバーホールして動いてはくれないかなぁ・・と思いつつ購入、ま、最悪でもギアを全部とりかえりゃ動くであろうという感じであった。
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文字盤は、僕の愛するレーシングデザイン。Meangraf Superとどっちが先にできたのかは知らないが、赤い帯は完全に同じ。ちなみに、インナーベゼルもまったく同じ。

チェッカーフラグ柄の楕円の中には、YEMAのロゴであるYの字がプリントされたやつとされてないやつがあるのもMeangraf superと同じ。僕はされているほうが好きであるが、まぁよかろう。

ちなMeangraf Superはこれ。カッコよすぎる!ルパン三世が1stアニメ第一話で腕に巻いていたことで(一部の人々に)つとに有名であり、海外のYEMAマニアでもあんまり持ってないレア時計。
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さて、上の画像を見てもお分かりいただける通りであるが、Meangraf Superでインナーベゼルの黒”▲”が常に九時にあるのが昔からすごい不思議だった。

しかしMeangrafを手に入れて思うに、たぶんではあるが、デザイン上、赤い帯の部分が収束する九時位置に置いていたのを、特になにも考えずにクロノグラフ版であるMeangraf Superを作った際にもそのままにしてただけではないだろうか??

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真相は誰も知らない。


あと裏蓋はこんなん。スクリューバック式。しかも、穴が開いているタイプではなく多角形のタイプ。
これ、開けにくくて嫌いである。しかもMeangraf Superとは径が違うのが地味に腹が立つ。少し小さい。

でも、裏にETANCHE 100%ってかかれてるのは同じ。
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状態はとても悪くても、デザインはめっちゃめちゃカッコよい!!!ホントは秒針はMeangraf Superのクロノ針と同じオレンジの細長い三角形のタイプが良かったのだがまあ仕方なかろう。この赤の細い針のタイプもこれはこれでよい。

ベゼルがハゲまくってるのがまあいうなれば少し残念かなあ、しかしこれはこれでビンテージ時計らしくて良い。当然ながら、ケースに固着していて殆ど回らない。本来はこれは細いスプリングが一本だけはいっていて、両方に回るのである。
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今のままでは完全にオブジェ。まったく使えないし動かない。


気が向いたらばらして様子をみてみようー











青文字盤が美しいホイヤーの分解掃除 その5

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洗浄、すすぎ、乾燥を終えて組み立てに移る。乾かすのが時間かかってめんどいんだよなぁ、乾燥機とかあればいいのになぁ…

地板。
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香箱はゼンマイを取り出して洗う勇気がないので、よほど汚れてなければグリーシングと注油で済ます。たぶん新しいのに変えてもそんなに高くないはず…
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日の裏側から組み上げる。毎度のことながら、こちら側はひやひやする。

組み上げたらリューズを回してきちんとキチ車がツヅミ車と噛み合って空回りせず回ること、一段引いてカレンダー送りが無事動くこと、さらに一番引いた状態で日の裏車やツツカナ車がきちんと回ることを確認する。
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続いて香箱抑えのブリッジの組み立てに入る。細いバネがあるのでやりにくい。じつはこのバネで弾いて1つ歯車を飛ばして焦ってしまった。

よいこのみんなは、先にバネを置かずに、ギアを設置して抑えをねじ止めしてから滑り込ませるように細いバネを入れ込みましょう。

このバネは、香箱の逆回転を抑止する、いわゆるこはぜバネの機構である。歯車にきちんと噛んでいるかチェック。

この画像の様にこはぜバネをさきに仕込んではならない。前々から思うことだが、こういうスプリングは往々にしてさきに抑えを取り付けてから滑り込ませる方が安全、確実に取り付けられる。
マニュアル読んでもこんな事書いてないんだよなー、常識すぎるという事なのだろうか?
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ネジ小さい…


ドライバーの先端を完璧に研いで磨いておかないと、ネジがぐらついたり傷つけたりしてしまう。これは抑えを置いていまからねじ止めする所。
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香箱を取り付け、ブリッジをつける。マニュアルを見ながら注油箇所には日本が誇る時計油であるAO-03を注油。ちなみに僕は日の裏側や切り替え機構も軒並みAO-03である。香箱の内側外周にもAO-03を置くように注油する。

じつは香箱を開けた時にしっかり締め切っておらず、少し浮いていたためブリッジをしっかり閉めたあと香箱がうまく回らなかった。
これで20分くらい悩んだ。

みなさん、香箱を開けたらしっかり閉めるようにしましょう💫

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後は輪列の取り付け。日本が誇る時計用オイル、AO-02を石に注油しながら取り付けていく。
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この時、いつも頭によぎるのは抑えの取り付けを失敗して、ガンギのほぞを折った苦い経験である。あの時の悔しさは二度と味わうまいと、最高に注意深く取り付けていく。

ガンギ車まで取り付け終わったら、ザラ回しと言ってリューズを回して少しだけトルクをかけ、輪列が回るか確認する。

ヒューンヒューンと良い音がすると気持ちいい!!…しかしトルクのかけすぎと回しすぎは厳禁。スムーズに回るか確認したら必要以上に回さないこと。
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ザラ回しで異常無しであればアンクルを取り付ける。アンクルをつけたらもうザラ回し出来ず、トルクが溜まっていくだけなのでリューズを回さないようにしましょう。
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最後にテンプを取り付けて、元気に動き出したらオーケー!何度やっても、この瞬間は感動してしまう。時計の神秘を感じる瞬間だ。
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元気に動くことを確認したら一旦トルクを解放して止め、テンプの受け石に注油していく。

耐震装置をピンセットで挟んで外し、ハンバーガーの蓋のように穴石にかぶさっている受け石をロディコで吸着して外し、ロディコで汚れを取って、AO-02を注油してまた蓋を閉め耐震装置で固定する。部品が小さすぎるので一息でやるのがポイント。

下の写真は耐震装置を外したところ。画像加工とかできないためとても分かりにくくて申し訳ない…画面中央、パカっと蓋のように耐震装置が開いてるのが見えるだろうか?
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地板の裏側も同じようにヨゴレ取り、注油をする。右下に写ってるのが耐震装置である。
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…ひとまず動くところまで組めて一安心。



その6へつづーく。




















青文字盤が美しいホイヤーの分解掃除 その4

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ETA2892A2の分解掃除続き。

個人的に苦手とする自動巻機構の裏側をバラす。

じつはこの自動巻機構、スムーズでなく、回す時に少し擦れるような引っかかりを感じていた。

歯車が錆びているか、ローターのボールベアリング部分が劣化しているかどちらかだろうと思っていたのだが、とくに錆びは目視できないので、この感じだとボールベアリングかなぁ。

異物が挟まってるだけかもしれないので、とりあえず超音波洗浄で様子を見てみよう。

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裏側から3つのネジで、まずはローターを取り外す。金ピカできれいなローターなので、傷つけないよう慎重に…
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受けを外す。相変わらず、小さいネジや歯車が多いため苦手である。⚙
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外し終わった。
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下の写真は切り替え機構の部品。

僕が機械式時計に感動するポイントの1つに、この切り替え機構というものがある。

切り替え機構とは、リューズを回してゼンマイを巻き上げたり、一段引いてカレンダーを合わせたり、さらに一段引いて時刻合わせをしたりと、リューズの役割を切り替えるための機構を言う。

めいめい好き勝手な形状をしているように見えるのだが、じつはその全てに意味があり、それぞれは”この形でないと機能しない”という絶対性を持っている。

バラしたり、特に組み上げたりするたび、畏敬の念を抱かざるを得ない。
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こちらはカレンダー機構。当然ではあるが、カレンダーディスクは超音波洗浄機にかけてはならない。多分文字とか塗装が剥がれまくります。
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洗浄する前に、全ての部品の位置をこうして写真に撮っておく。どこに置いているネジと組み合わせるかを忘れないための措置。自身の記憶力の悪さ対策である。

かつてはこいうのは都度スケッチしたと聞いたことがある。気軽に写真を撮って見返せる、良い時代になったものです。

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その5へつづーく。


※…iPhoneがまだおかしくて、写真を撮って保存するということが出来ない。なので、記事に書くときはlivedoorアプリの機能で写真を撮ってから直接貼り付ける必要がある。ので、このような細切れなエントリになるのであった。不便なことこの上なし。

パソコンにバックアップしてから初期化しようと思っても、バックアップが失敗するという始末…iTunesとiOS、相変わらず自由度が低いくせに質が悪い…













青文字盤が美しいホイヤーの分解掃除 その3

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さて、日の裏をバラしていく。

時計は、外側と中身のムーブメントで裏表が異なる。時計として存在する時はこの面はオモテだが、中身になった瞬間この面は裏になる。不思議だなぁ。

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日の裏をバラす前に、テンプを取り外す。作業中、テンプに工具や指が触れて壊さないようにするための措置だが、一般的な手順なのかどうかはわからない…

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カレンダー抑えは全部で三箇所。
まずは巻き上げ機構のオサエにもなっている、リューズ近くのとこを取り外す。写真の右側あたり。
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次に下側のオサエの1つを外す。ネジ1つで止まってるだけ。
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最後に、カレンダー抑えはのスプリングや送り車を抑えている部分を外す。

カレンダー周りはいつもスプリングを飛ばしやしないかとヒヤヒヤするのであるが、この機械、ETA2892A2はカレンダー抑えに一体化して平べったいスプリングがつているのでその心配がない。素晴らしい!
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カレンダーディスクを外す。
すると、巻き上げ機構が丸裸に…

この時点で写真を撮ることはとても大切で、部品の組み合わせや裏表をしっかり確認しながら、組み上げの時に迷わないよう写真に収めておく。
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歯車一個でも、取り外すたびに写真に収めることをお勧めする。

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全ての部品を取り外し、日の裏終了!
最後にツツカナを引き抜いておしまい。
細いスプリングがどこかに残ってないか、入念に確認する。

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裏返して…

輪列をバラす。

香箱の抑えや香箱を取り外す。
まずはブリッジから。

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すると大きめの金色に輝く香箱がお目見え。キレーだなぁ。

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香箱を取り外す。
残るはわずか…

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二番、三番、四番車、ガンギ車を取り外す。

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最後にアンクルの抑えとアンクルを取り外して終了!!

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影で見づらいが、自分の場合はバラした順に右上から並べる習性がある。
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ブリッジも忘れずに!

裏返すとこんな感じでパーツが付いている。

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この細いスプリングは、主ゼンマイのトルクを解放した時に抑えたコハゼ。丁寧にバラしてゆく。

余談ではあるが、組み上げの時はここの組み立てが一番難しかった…


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綺麗に掃除して注油しないとなあ。

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部品の並び、特にネジの組み合わせは入念に写真を撮る。

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巻き上げ機構。

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あとは部品を超音波洗浄機で専用洗剤で洗い、ゆすいで乾かしていく。

…その4へ続く!



やっぱ画像加工アップロード機能がないと大変不便です…ついでに加工機能もないので、気をつけるべきポイントとか、部品のスプリングの組み合わせとかを図示することができず、内容としてもイマイチ…livedoor blogがんばれ!





青文字盤が美しいホイヤーの分解掃除 その2

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ではバラしていこう…

まずはじめに時針が取り付けられていたツツ車をワッシャーごと持ち上げる。ワッシャーは向きに注意。反っている谷側が文字盤側になる。
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次に裏返す。
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自動巻ローターを外しにかかる。
これはブリッジを先に外すタイプ。黒い色のネジを外し、そーっと持ち上げる。
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持ち上げるとこのように外れる。自動巻機構は避けておく。
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外したところ。
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自動巻機構の裏側。
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また裏返して、輪列を外しにかかる。

先に忘れないようにハック(秒針規制、時刻合わせの時に秒針を止める仕組み)用のパーツを取り出しておく。下の画像にある金色のL字型の部品がそれである。避けておかないとぽろっと落ちて見失いやすい。
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そして主ゼンマイのトルクを解放する。これを忘れると色々部品を壊すことになる。素人愛好家にはお心当たりのある方もいらっしゃることだろう…

自身も然り😭


巻芯を挿し直して…、
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トルクを解放する時は、香箱の逆回転を抑えているパーツを探す。この時計の場合だと下に写ってる針金となる。これが香箱を逆回転しないよう歯止めをかける役割を果たしている。

ここを、リューズを捲き上げながらピンセットでそーっと浮かせると、そのままゼンマイが解けていくので、最初から最後までリューズをしっかり摘みながらゆっくりと巻き上げとは逆方向に回し、トルクを解いていく。
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その3へつづーく。

青文字盤が美しいホイヤーの分解掃除 その1

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Y氏より預かり、しばらく寝かせておいたホイヤーの自動巻きを整備しようと思わんとてするなり。


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パッキンが固着してめっちゃめちゃ固かった。卓上式の裏蓋オープナー、マジで欲しい…某bayとかで二万とかで売ってるやつ興味あるのだが、ちゃんと使えるのだろうか…

金色のローターがとてもカッコ良い!!裏蓋がシースルーでもないのに仕上げに気を遣っているところはとても好感が持てる。
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ムーブメントは安定のETA2892a2。慣れてる人なら暗闇の中で目隠し・耳栓をして、一時間以内に分解、組み上げできるムーブ。…というのは盛りすぎだが、それくらい普及している。


では、バラしにかかるか…
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リューズを抜くときは、かならずマイナスドライバーでここを軽く押しながら抜き取る。

針とかピンセットの先とかで押し込んでしまうと必ずオシドリがズレて、文字盤までバラし直しの憂き目に遭う。訓練されたしろうと時計愛好家ならこれはもはや常識…


…はよいのだが、


これ、、、
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スペーサー、プラスチックだった😭

僕は結構時計の良し悪しはこのスペーサーに出てくるという持論を展開しており、ここが金属でがっしりと作られていれば、例え無名でもしっかり作っているなァと感心するのだが、これは薄〜いプラスチック…。摘んだだけでグニュっと形が変わる。

溜息をつきながら持ち上げたのだが、ふと頭によぎったのは「あえてぺらぺらの柔らかいプラスチックをスペーサーとして使う事で、クッション性を持たせて中のムーブメントを保護する意図があるのでは?!」という事であった。だとしたら、さすがホイヤーと言わざるを得ない。多分違うけど。

裏返して取り出してみる。
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ブルーの文字盤がめちゃめちゃかっこいい!!

ガラス越しにみるより五倍くらい良い。持ち主のyさんに観てもらえないのが残念…
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さすがホイヤー、針も美しい。間違えても傷などつけぬ様、サランラップの上から丁寧に針を外す。

外した針はピンセットで摘むのではなく、ピンセットで摘んだロディコに吸着させてすぐにケースに格納する。

文字盤が時計の顔だとしたら、針は時計の目。くすみや傷をつけない様、気を遣って遣いすぎという事はない。

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画像がとても悪いのが申し訳ないが、本当に綺麗なブルーだ。インデックスの仕上げも美しい!夜光も美しい!!

こちらもいそいそと外し、すぐに保管する。

文字盤を外すときは、
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文字盤の足に圧力をかけて固定しているこのネジを半分ずらす。少しわかりにくいいがネジの頭に切り欠きがあり、そこに合わせる。

文字盤とムーブの間にこじ開けをいれ、回しながら軽く抉っていきすこーしずつ開ける様にする。
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おおー。結構こすり傷入ってますなぁ…


その2へつづーく。












バルジュー7733の魅力

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ビンテージ時計好きなら必ず一度は検討するであろうクロノグラフムーブと言えば、バルジュー7733であろう。

バルジュー72などの三つ目は安めのロレックスが新品で買えるくらいそれなりの値段になるので、ビンテージクロノを最大限楽しみたければ7733が圧倒的にオススメだ。安いし、多い。替えの部品にも今の所困らない。

なお、六時位置にデイトが入れば7734、インダイアルがついて三つ目になれば7736となる。この順に値段も高くなる。加えて、7737というヨットレース用にカウントダウンタイマーが付いたものも存在する。

ちなみに7733には右側のインダイアル、積算計が30分モデルのものと45分モデルのものがある。

僕はなぜかこのムーブの載ってる時計が好きで、何個か持ってるのだが、そのうちの1つとケーキを食いに来た。
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バナナ?のなんかのケーキ。

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バルジュー7733は汎用ムーブなので大小いろいろなメーカーが採用しており、デザインも幅広い。これはステンレススチールケースに四角のプッシュボタン。

ダイアルはボロボロだが、インデックスが全て別パーツになっていて後付けされており、かつピカピカ光って綺麗なのでお気に入りである。

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バンドはNATOストラップ。ビンテージ時計を、カジュアルに身につけるにはNATOストラップがおすすめ。

サイズ?そんなもん適当で良いのである。

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四角くて小ぶりなプッシャーはビンテージ感満載!押し心地も良い。

ケースも磨かれ過ぎず、エッジが綺麗に残っていて状態が良い。

メーカーはZEなんとかCOと書いている。全く知らない。多分、これを読んでいる人たちも知らないだろう。この時計と同じ時計を持ってて、かつ、たまに使うよーって人は、日本に三人もいないのではないだろうか?

人とかぶることがほとんどないのもバルジュー7733を愛する理由の1つである。

道を歩けばデイトジャスト、サブ、デイトナ、パネ、FM、あるいは場所によってはパテでさえありふれている。しかし、バルジュー7733は違う。よほど特殊な環境、特殊な人しか使っていないので、まず同じ時計に出会うことはない。

今でも、現行クロノムーブの傑作、ETA7750が載っているから、例え知られていないブランドであってもそこそこの金を出して時計を買う人がいるが、それと似たようなものである。

ブランドやロゴなどどーでもよい。中身のムーブメントを知っているならそれで良いのである。
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三時位置のインダイアルの上側に45とあるのが見えるだろうか?これは45分積算計バージョン。

上のボタンを押すと真ん中のクロノ針が回り始め、一周するごとにここの小さな針が1つ進む。一周45分かかるため、45分経過時まで計測できる。だから45分積算計という。

クロノ針もセンターにビシッと合ってて気持ち良い。いい時計です。
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数珠ブレスをつけるなら、石や宝石、水晶はやめた方が良い。たまにやってる人を見るが、ケースが傷だらけになる。

つけるなら木がおすすめ。それでも、傷が嫌なので、僕は革ブレスをつけることが多い。

諸兄におかれましても、自分だけのバルジュー7733をぜひ見つけて愛用頂きたい。そして、それをこうしててネットの片隅に残し、後世に伝えていって欲しいと思う所存でございます。



タグホイヤーの小ぶりな自動巻、良いね!

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Y氏から預かったホイヤーの自動巻。長い間手入れしてないのでメンテナンスできることがあればして欲しいとの事であった。
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ケースはかなり小ぶり。青の文字盤にベンツ針、9時と6時だけアラビア数字のミックスインデックス。
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ブレスレットはいかにもタグホイヤーなウネウネしたやつ。今回つけてみてわかったが、この二重S字ブレス、めっちゃめちゃ肌に馴染む…

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ブレスレットは微妙につや消しとポリッシュ仕上げが交互に配置されている様だ。


これくらい小ぶりの時計の方が、装着感が良く腕の中で映える。いつから今の様に腕時計の巨大化が進んだかは定かではないが、こういう時計を巻くと、このサイズで必要十分だよなぁ…と思わせられる。

とはいえ自分が買うか買わないかと言われるとまぁまず買わないのであるが、巻いてみるととても良い時計だったので、しばらく試着させてもらう事としよう…w

エンポリオアルマーニの時計を預かる …組み立て編

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さて、以前のエントリで分解して磨いたケースを組み上げるの巻。

超音波洗浄したケースとガラス風防、裏蓋。パッキンは両方についている。相変わらず色付きガラスがイイ感じの違和感を醸し出していらっしゃる。
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斜め横から見たミッキーみたいな画になってしまった

文字盤の隙間からキチ車が飛び出してきてたので、無くさないよう取っとくのが大変であった。
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ケースに、上からムーブメントを乗せる。画像はケースの上下を逆にして入れてしまったの図。
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向きを直してリューズを入れる。
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そして、まず風防をかぶせる。パッキンにはグリースを塗り直しておく。裏蓋まではめ込んだら、この風防側も裏蓋嵌め込み機であとで挟んで、パチンっと音がするまで圧入する。
圧入は上から押すだけなので簡単そうだが、いざやるとなると専門の道具がないとむずい。
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続いて裏側。
こちらもグリースを塗り直したパッキンをはめ、4つのネジで固定する。
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できた。

輝き〜
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裏側もとても綺麗になった!ベルトはかなり独特の形をしているが、交換するときはどうするのであろうか…オーダーメードで作るしかないのだろうなあ。
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うーん、ベゼルの磨きが甘いなぁ…まぁよいか…
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磨くだけでも輝きが増して、キレーになって、よいね!
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というわけで、そのうち持ち主のNさんに返されるであろう…。分解掃除とかしてないけど、とりあえずケース研磨と洗浄をした時計のお話でしたとさ。

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