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2017年05月

味噌カツうまし

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名古屋で食った味噌カツよりうまし。


ロゴが光でうまく見えないのだが、ジャガールクルト メモボックス E855の金張りモデルである。コンディションがめちゃめちゃよいのが特徴。


しかし、味噌カツもそーなんだが、名古屋の飯って、現地より都市部の方がうまいのはなんでなんやろう…

同行者も意見が一致したので満足。

Wittnauer Electro-Chron めっちゃいい

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タイトルで完結しているが…



Wittnauer Electro-Chron

電磁テンプ式の時計で、簡単に言えば電池の力でテンプを動かす、機械式とクオーツ式の時計の狭間の時代に生まれた一本である。

伝説のメジャーリーガー、リチャード・バートルがヤンキンスのオーナーからプレゼントされ、ジュリアーニ元ニューヨーク市長の手を経てオークショニアに渡ったモデルが、一万ドルで落札されたと言う逸話もある。


輪っかに見えるのは時針。秒針も分針もイナズマ針、おまけにロゴまでイナズママークという奇天烈なデザインで、めっちゃめちゃカッコ良い。

耳を近づけると、ものすごく元気の良いチックタックという音がして、温もりの感じられる時計である。動作品はかなり珍しく、出てくるものは動作しないものが多い。

茶色ストラップにしたりして…

ウィットナーは別に贔屓のブランドというわけでは全然ないのだが、これで多分三本目である。アメリカブランドの雄である(あった)ウィットナーは、先鋭的なデザイン、機構で、素晴らしい時計作りをしていたのであった。もっと有名になっても良いのになー…


以上、珍しいエレクトロクロンのご紹介でした。

SEIKOの自動巻きダイバーズ現行モデルの不具合

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セイコーのダイバーズウォッチ。テニス選手が大々的に宣伝とかしてて結構力の入った作である。

後輩が、時計買いましたとかって見せてくれた。



もちろん自動巻で、値段も高くない。若い人にも機械式時計の素晴らしさを分かってもらえるよう求めやすい価格にしたのであろう。もちろん、マニュファクチュールであるので製造コストも抑えられている面もあろう。

こういう時計がセイコーからまだどんどん出て来るというのは、日本人としてとても嬉しい事である。ブレスがちゃちいのはアンティークからのお約束だが、ブレスにこだわる人なんて数パーセントなのでこれはこれでよい。



裏面。

が…



この時計、名のある百貨店で購入したものらしいのだが、

針がズレている!!


わかるだろうか?本来ならば6時ちょうどというのは針がまっすぐ揃ってないとだめなのだが、少し時針が左にズレてしまっている。


こんなにカッコええ時計なのに…




このように、時針を6時ちょうどに合わせると、分針は十分ほど前を指す。

針の取り付けは、組み立ての中でも最も気をつかう部分である。それだけに、熟練した工員が丁寧に取り付けていると信じていた。


この通り、12時丁度にならない…

せっかくの精悍なフェイスが、マヌケである。
こんな様子では、機械式時計の良さを分かってもらえるどころか、機械式時計、ひいてはセイコーってポンコツ時計なんだと呆れられても仕方ないのではないか。

デパートの店員がいじった説、実は一回売られたもので不具合が判明して戻されたものが誤って売られた説などなんとか、セイコー以外の原因によるものだと信じたいのだが、真相はどうであろうか…

とりあえず、不具合を申告して新品と取り替えるようにアドバイスをしておいた。


以上、セイコーのかっちょよい時計とその不具合について、でした。

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