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2018年08月

ROLEX 16233G 分解洗浄 輪列側

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ケースの方はオッケーなので、分解洗浄へ進む。

針を外す。
このギラついたダイアモンドインデックス、良いねぇ…!
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文字盤も外す。
側面に二つネジがあるので緩めて持ち上げるだけ。さすがロレックス、加工精度が高いのか、すごくスムーズに取り外せる…。安い(といっても数十万クラス)時計だとガタガタで取り外しにくかったりする。
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裏返して駆動系を分解していく。まずは駆動部の息の根を止める、という時計師の言葉を忘れずに…

3135 の素晴らしい両持ちブリッジ。いつ見ても惚れ惚れする…
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ブリッジごとテンプを取り外したところ。
テンプの左右、ねじ止めされていたところにハマっている金色の丸い輪っかは、テンプ受けの高さを変えてテンプのアガキを微調整するためのもの。ロレックス以外では見たことがない。素晴らしい工夫。これを考え出した人は天才すぎ。
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輪列受けを取り外したところ。
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三番車を外す。
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二番車、四番車を外す。波打つようにムーブ全体に刻まれているペラルージュが美しい…!
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香箱受けを外す。
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香箱も取り出す。
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真ん中の抑えも外す。
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これはハック機構部分。時刻合わせのためにリューズを引いた時、秒針を止めるためにテンプを停止させる役割を持つ。この金色の細長い部品がぴょこんと飛び出てテンプを止める。
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これもきちんと分解。
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つづく。



ROLEX 16233Gの外装研磨

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研磨といっても設備がないので、小キズを取る程度である。

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電動のミニルーターとサンエーパールで心を込めて磨く。

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うーん、まぁまぁ…か?🤔
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次はラグのヘアラインの部分。マスキングテープで周りを囲う。

まずはピラミッドベゼル。さらに側面もマスキングテープでカバーする。

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ちと分かりにくいが、下側の側面にマスキングしている。ヘアライン用研磨スポンジで一方向にシュッシュッと磨いていく。まずは荒い目から始め、三段階で細かい目のものに変えていく。
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こんな感じ。ラグ部分のヘアラインから小キズが消えてスッキリ!
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反対側。

奥に見えてるスポンジがヘアライン加工用のもの。

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ブレスも、コンビ部分の金色の所をマスキングした後、サンエーパールとミニルーターでガーッと磨く。

バックルの裏も抜かりなく…
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ジュビリーブレス、磨いたらキラキラ光ってめちゃ綺麗!最近GMTマスターのヘプシカラーがジュビリーブレスのモデルを出したが、やはりジュビリーブレスの方がカッコよく、グレード感があると思う。


バックル表側はつや消しなので、ヘアラインからラグ部分と同じように小キズを取る。

写真を撮ってないので、仕上がり後のものを載せる。
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つづく。

Vulcain Cricket Nauticalにシリコンバンド装着

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した。

といっても非純正のシリコンバンド。純正はカッコ良いし形も当然ビシッと合うのだが、二万円オーバー、かつ納期に数ヶ月という事で諦めた。

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というわけで店頭で適当に購入した代替のシリコンバンド、縦に掘られた溝がタイヤみたいでカッコ良い。

腕につけてみたところ。
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バックルはこんな感じ。ストッパーを外して左右のボタンを押し込んで外す。
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文字盤が黒いせいか、黒のシリコンが非常にマッチしている…
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よく見ないと安っぽさが分からない(よね?)。とても良くできている。つーかそもそもシリコンバンドってグレード感が値段に比例してない、と思うのは自分だけであろうか…いやない。
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タイヤ的な溝。シンプルだがシュッとした感を醸し出す。
この時計は裏に穴が空いている。二重底になっていて、アラーム音をより響かせる為の工夫だ。これが本当にでかい音がしてビビる…
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とても軽いのと、水に強い事、腕にフィットする事がシリコンバンドのメリット。これは本当に夏とても快適です。
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カッコ良い!
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夏は黙ってシリコンバンド。ロレとか巻いてて夏は重いし暑いなーとか思ってる人は、ぜひシリコンバンドへの換装を試してみて下さいませ。




世界の基準、グリニッジ天文台の土産品

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を頂いた。かっちょいいー

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グリニッジ天文台は、日本がまだバリバリの江戸時代で、なんなら織田信長に会った人物がまだ存命していたかもしれない1675年に設立された。

時は下って1884年、この場所は経度0時0分0秒の本初子午線として制定され、その後測量技術の発展によりわずかにずれは生じるものの、経度の始まり、つまり一日の始まりの地点として誰でも知っている場所となった。

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経度の始まりであることは有名だが、この天文台は時報の始まりの地でもある。鉄道や郵便、船舶などに対してグリニッジから時報が電信で伝えられる事で、異なる場所にある異なるチャネルが、正確な時間を共有することになった。

原始的な時報ではあるが、ご存知の通り以後社会は時間を基準として進められていくことになったという意味において、人類の発展に計り知れない影響を残した施設であるといってよいであろう。

紙袋のロゴもいいねえ…
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僕が時計好きなのを知って、わざわざ夫婦水入らずの旅行のお土産として買ってきてくださったのであった。Sさん、どうもありがとうございました!



Rolex デイトジャスト用リューズきた

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以前預かってたロレックスのデイトジャスト、結局チューブ交換ではダメでリューズの内径が減ってたことが分かったので、新しいものを注文していたのであった。

これ。
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型番は16233G、ダイヤモンドインデックスが強烈なコンビモデル。
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新しいリューズ、やっときた! 

あんま見たことない封筒の留め具であった…
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こうやって谷折りにして穴をくぐらせて開ける。僕は好き。
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プラスチック容器に入っている。
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厳重でよい!
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おおーピッカピカ!
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これがきちんと合う事を祈る…

尚、黒く見えるスポンジからは謎の毛羽が発生していて、組み立ての時にめちゃめちゃ邪魔であった。

ちなみにお値段は送料込みで14,000円くらい、やったかな?


SINN EZM3はやはり最強…。あとソフトシェルクラブだいすき

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しばらくアウトドアなレジャーに出かける用事があったので、時計は久々のジンをチョイス。

左側にリューズがあるEZM3。ブレスはだいぶ前に革ブレスからチタンのブレスに戻している。

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これがもう優秀すぎ!

水にも強いし視認性抜群で超見やすいし、少し暗いところでも夜光がビカビカ光るので超便利。突然の雨でも無問題。

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風防は高級感あるサファイアガラス。

こんな感じで海でも余裕。…主に漁業で使われるビーチのため人もいないし寂しいが…
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ブレスの数珠は木で出来ているため傷の心配もなし。

昼飯にはソフトシェルクラブのガーリック炒め。

ソフトシェルクラブとは殻の柔らかい脱皮したてのカニ。これを豪快にブツ切りにして揚げたもので、飯にもビールにも合うという完璧すぎるおかず。

美味い😭
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最悪!寝過ごしオークション

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悔しい…


ネットでビンテージ時計を漁る御仁にはおなじみの現象、、ではあるのだが、

オークションで落札時間に寝落ちしていて気づかない事件

が、ひっさびさに発生してしまった。。。舞台は某bay。だいたい時差の影響で真夜中にダンされるディールが多く、元々難敵ではあった。ていうか、仇敵といってよい。


思えば時計を好きになってから3,4年は経つが、同様の事故はいくつかあって、それぞれが未だに後悔するくらい悔しい。

その中でも今回はけっこう格別で、なんとニ個同時に、よりによって同じ日にほとんど同じ時間に取り逃がしたのである。逆奇跡といっていい。


失敗における後悔レベルはケースバイケースで、
  • 最悪なのは、予算として考えていた額よりもかなり低い金額で落札されていたパターン。

  • その次に悪いのは、だいたい予算と同じくらいかちょい高いくらいで落札されたパターン。

  • まあ許せるのは、予算をけっこう超えて落札されていたパターン、である。

今回はまさに最悪のパターンを、ダブルで食らったのであった。

狙っていた二つとも、同じくらいの時間帯に、予想の三分の一程度の額で落札されていた。

それを落札後1時間くらいして夜中に目が覚めてから発見したものである。
ゴメス・・・
(※マイブームのPL学園野球部用語、意味は『最悪』。Battle Studiesという甲子園経験者の作者が描く漫画が元ネタ、めちゃめちゃおもろい)

Image result for Battle Studies ゴメス


もちろん猫も杓子もAI化、RPAな昨今、ていうかもうずっと前からオークションに色々セットしておけば自動的に応札や落札をしてくれるソフトやシステムも世の中に存在するのだが、これらはあくまで第三者の作ったものであるため、動作の保証がなされていない。

実際にサイト側の細かい仕様変更でソフトが落札処理ができず、獲物を取り逃がしてしまった経験もある僕としては、やはり大事なオークションのここ一番では手動で落札したいものである。


だいたいは夜中に目覚ましセットしておき、目が覚めてから応札するのだが、ごくたまーーに疲れてたり携帯の電池が切れていたりすると失敗することがあり、今回は前者であった。

はーついてない・・・また今度探そうっと。


今回のは4年くらい待ってようやく出てきたのだが、次回は…何年待つかなあ。。。






時計と関係ないけど、バトルスタディーズ、今ならキンドル版は1,2巻無料っぽいので興味あればぜひ。PL学園野球部が舞台の元甲子園球児による激熱漫画!







エレクトロクロンでつけ麺を

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食いに来た。

今日のつけ麺はこれまでで最もまずかった…薄すぎてラーメンのスープに麺を浸して食ってるようで虚しかった…😭
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写真もボケまくり

同行者から、関西人なのにつけ麺好きなんて珍しいですねーと言われたが、つけ麺が関東発祥であるということ、関西人はあまり好きではないという通念が一部に存在する事を初めて知った。そうなん?


気を取り直して遊びに行く。
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ボールプールでくつろぐエレクトロクロン。


はや電池交換も4回目くらい。慣れて来たもんである。


カッコ良い時計はいつ見てもカッコ良いなー。


TIANJIUのRolex チューブリムーバーを買ってみた

確か1,500円くらいだったかな?3週間くらいでこんな感じの怪しい黄色い箱が届いた。
時計道具はベルジョンに倣い、猫も杓子もとにかく黄色い箱に入れるというものらしい。

メーカーは"TIANJIU"。知らんわぁ~

ロゴは3を三つ三角形に並べているもの。オサレ系割烹でよく使われるイメージのある『』という字に似ている。(ちなみに㐂は7が3つあるわけではなく七十七と書かれている
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リムーブされるのはコレ!いまメンテナンス中のDatejust 16233G。
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リューズが閉まらなくなったので、チューブの摩耗を疑い交換する。チューブでもだめならリューズ交換の予定。チューブだけで治るとよいなあ。普通、リューズとチューブ、どちらが摩耗しやすいのだろうか?経験がないため分からない…



箱には謎の字が並べられている。無理やり日本風の漢字に直すと、労力士把管去用弁、なのか?
なんとリファレンスナンバーは2018であるw

今気づいたが、Onlineで買うときの商品画像ではフォトショで文字が全部消されていたw
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どうでもいいが労力士とは中国語でROLEXの事である。漢字のイメージとのギャップに草。

中身。薄汚い金属の棒と、小さくて黒いビットが付属している。
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ところがこれ、実際に触ってみると思ったより質感が良い!昔同じように中華製の安物を買ったグラスリムーバーはぺらっぺらで、一回使って壊れたため、これは意外であった。薄汚いとか言うてごめん。
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さて、使ってみよう。まずは一番細いドライバーを突っ込みチューブの中のパッキンを外す。

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チューブリムーバーを突っ込み、歯がかみ合うのを確認する。

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軽く押しながら左に回すと…、あっさり取れた!!!

きたないゴミも一緒にパラパラ落ちてきた。こんなに詰まってるのかー、次からRolexのメンテするときは、必ずチューブも外して掃除するようにしよう…

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チューブリムーバーにしっかり食い込んでなかなか離れない。
右上に移っているのはゴムパッキンと、金属のリング。ワッシャー的な役目だろうか。
小さいので無くさないようにしないと…

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あとはチューブを待つのみ。

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…以上、Rolexのチューブリムーバーでした。一回使用した感じでは問題なさそうなので、安いのをお探しだった方はお試しくださいませ。





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