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2019年08月

コンビデイトナ、ダイヤインデックスのキラキラ感よ…💎

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なにやらダブルロック(蓋をするようにバックルにかぶせる尾錠みたいなやつ)が緩いということで、直してーと言われたこの時計…。

Rolex Daytona 116623G
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こんな名前を付けてるブログだが、デイトナ実は初めて登場するのでは…?

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コンビブレス、美しい!!オメガのコンビと全然感じが違う!(失礼)

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ダイアインデックスのせいで、黒文字盤が一層精悍に見える。

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タキベゼルもよいね!!

ちなみにブログタイトルのデイトナはゼニスのムーブメントを使ってた頃の16520の事なので微妙に違うのだが、モノとしてはこちらの方が格上であるはずだ。

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しかしダイヤのインデックス、キラキラ感半端ない…光に反射してめちゃ綺麗だ。

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金は肌の色を明るく見せてくれるので、若者よりも年長者に好まれる傾向あり。良いなあ。

…そう思えるという事は、ついに僕もこの領域に達してしまったのだろうか…

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デイトナはSSが果てしなく高騰してるのだが、素材的にもこちらの方が格上。

実際、店頭で何度か試したSSよりも”良い物”感が強いと思った。

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磨き布の上での一枚。


んで最後にオーナーとリストショット。

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以上、デイトナのお話でした。



あ、緩かったダブルロックは、上から布で挟んで体重をかけて少しづつ曲げて調整し直しました。多分3分くらいで終わった。





めちゃ良いサンダル見つけた x Sinn EZM3

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実はスポーツサンダルを探してたのだが、あまりに良いのを見つけてしまったので購入。
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かわいない??

なんと六百円くらい。やっす!!


履き心地抜群!…とまではいかない。重くてペチペチするので、デザインに全振りの完全見た目重視サンダル。
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でも、それもまた良いねぇー!


時計はSinn EZM3。手首の可動性を重視し、リューズが逆についている。
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なんとか時計とサンダルを一緒に写すべく苦労しつつ撮影。
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靴のゴム感とストラップのゴム感がなかなか良い感じに合っている。しかしストラップはゴムに見えて実は仔牛の革である。ヒルシュというメーカーのもので、めちゃめちゃカッコ良い。


服はスヌーピー。もはや靴を入れるのを諦めた。
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以上、時計とはあまり関係ないサンダル購入のお話でした。














Sinn 256 と過ごす休日

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プール遊びに連れ出したのは、Sinn の小ぶりなクロノグラフ、256。

抜群の視認性とコンパクトさ、堅牢さ、まさに小旅行に相応しい時計と言える。
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NATOストラップ付けたらプールも全く怖くない!
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分かりにくいが、下側はアクリルのプール壁である。水族館の魚になった気がして良い!
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でもビンテージなので、もちろん、泳ぐ時は着けません…
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この配色のNATOストラップは、007でジェームズボンドが着けてたこともあり、ボンドカラーと言われる事がある。一つは持っておきたい色である。適当に20mm辺りを買っておけば、きっとそのうち役に立つのでオススメ。
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チタンケースはとても頑丈で、ほとんど傷がつかない。代わりにベゼルには色々傷が入る。

256にはベゼルがステンレスのモデルや、タキメーターになってるモデルがあるのだが、このダイバーズ風目盛りが一番カッコ良いと思う。
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アクリルのプール壁に置いてみた。
ええがな。
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以上、ジンの素晴らしい実用時計のお話でした。

カルティエ 手巻きタンクのオーバーホール その3

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引き続きETA2512の分解掃除。

ここまでくれば、ツヅミと切り替え車を外せば完了。オシドリは裏側からネジを緩めてやれば外れる。
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パーツを並べたところ。こうして写真を撮っておけば、洗った後にどのネジがどの部品のものかを悩む必要がないので助かる。
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でも、こないだ話した時計師さんによると、ネジとかは適当に置いていくらしい。どのネジがどこかは何となく覚えるとの事、すごくない??

地板。
華やかなブランドイメージとは違い、武骨だ。あまりに武骨…
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テンプ。
ヘアスプリングには極力触りたくないため、特に問題なさそうであれば分解して洗わずにそのまま放置。ホゾはロディコでこすり、受けは後で耐震装置をバラして注油する。
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長年頑張ってきたのであろう…綺麗にしてやるからまってて下さい!
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ケース。
ガラス研磨とか再メッキとかしたいのだが、知識、技量ともに及ばないため諦める…。タンクはガラスの形がかるーーくピラミッドのようになっててカッコ良い。
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部品を超音波洗浄機にぶっこんで洗う。ほんとは白のプラスチックのバスケットに入れるのだが、この時見つからなかった…笑。
時計パーツ用の洗浄カゴ、早く欲しいなぁー
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専用洗剤を使い、4、5分洗う。
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ふと、ものすごい小さいリングが泳いでるのを見つける…。変な汗かきながらやべーなにこれと思いパーツ表をググって探してみると、422番に描かれているのがそれっぽい。
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名前(Crown wheel ring)から察するに、どうやら丸穴車のネジにかますリングのようだ…グーグルがあって良かった…
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さて、洗い終わったら濯いで乾かして組み上げていく。一行で書いたがこれが時間がかかって悲しい。しかしこればかりは仕方ない、専用の機械なぞ高すぎて買えない…
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セイコーの作業台から挟むタイプに変える。バラすのは台でいいのだが、組み上げるのはしっかりホールドしとかないと揺れたりして困る。
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後で気づいたが機械台のサイズおかしかった。

まず輪列から組んで行ったのだが、なんかなかなか合わなくてめちゃ苦労した。
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んで、先に香箱やら受けやらを取り付けたほうが簡単なことに気づいた…
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正しい機械台にセットし直す。輪列を組む。やはり先に香箱受けをセットしてたからやりやすかった。アンクルまでつけた。

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裏返して、日の裏を組み始める。
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切り替え機構は、部品を飛ばさないよう気をつけながら、適切な量を適切な場所に注油する。
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終わり。特に難しいところは無し。
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次に、テンプ受けの耐震装置を外して、受け石に注油する。ここは本当に折れやすいので、ピンセットあるいは極小ドライバーで抉るように外す。
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受け石はロディコで吸着させて外す。素人は間違ってもピンセットで摘もうなどとは思わないように…
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CITIZENのAO-2という油を注して、石で蓋をして耐震装置をはめ込んでおしまい。

テンプを取り付ける。元気に動き出してくれて何よりです。ここも耐震装置をバラして注油。
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その4につづーく。












カルティエ 手巻きタンクのオーバーホール その2

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ではバラしていこう。

ETA2512。小さい。
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この通り、ムーブメントの状態はお世辞にも綺麗とは言えない。

テンプを取り外したところ。
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続いてアンクルも取り外す。当然香箱のトルクはゼロ。皆さん、くれぐれもトルクが残ったままアンクルを外さないようご注意を…!色々死にます。
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続いて香箱受け。
角穴車、丸穴車を外すとコハゼバネが見える。そしてコハゼはめちゃめちゃ汚い…ネチョっとした茶色の汚れがこびり付いている。何これ?

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はい、香箱が見えました。
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香箱を取り除き軸の摩耗を見る。良かった、あんまり摩耗が見られない…
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という事で輪列の受けを外すと、パラパラと歯車が音を立てて崩れ落ちる。ここに、おそらく数十年にわたるであろうミクロン単位の均衡が崩れ、彼らは晴れて自由の身になった訳である。
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表側はもはや何も残っていない。
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ので、裏返す。
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ツツカナなどを外し、切り替え機構の分解に入る。切り替え機構とは、リューズの押し引きによる動作を切り替えるための機構である。
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少しずつバラしていく…
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切り替え機構の歯車は小さい上に微妙に、上下があるので、こうして写真を撮って記録しておく。
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切り替え機構は時計の中でもメカニカルな部分で、機械によって違いがあり見ていて面白い。し、時計の美しさを感じさせられる部分でもある。
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カンヌキを抑えているバネは、このように、ロディコを押し付けて吸着する。さもないと、飛んでいってしまい全裸あるいはパンイチで這いずり回って探す羽目になる。
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ほら取れた!ついでに汚れも取れた!
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カンヌキを取り外す。もはや丸裸も同然。
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その3へつづーく。









Vulcain クリケットノーティカルとknot

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愛機バルカンクリケットノーティカルと、Knotの時計とツーショット。

ノットやばいなー、めちゃめちゃカッコ良い!日本初ブランドらしいが、もっと有名になっても良いなぁ。今度、個別にエントリ書こう。特にストラップがすごい良くてびっくり。
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自分のはバルカンのノーティカルクリケット。バルカン クリケットはオリジナルムーブでアラーム時計の祖先なのだが、いまいち知名度に欠ける…

こーいうシャツとも合うね!
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愛用のクリケットノーティカル、久々にSSブレスに戻してみたが、やはり良いなぁ…
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以上、他愛もない時計写真たちでした。




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