Thinkpadのキーボード換装、それから部品があるのは素晴らしいという話
たまにつかっていたThinkpadのキーボードがいかれてしまい、勝手にバックスラッシュやらgやらfやらファンクションキーが入力されるようになってしまったので、換装してみた。メンテナンス性の重要度
僕がいまだに(IBMがPC事業をLenovoに売却した後も)Thinkpadにこだわる理由は、これである。替えパーツの入手、交換が容易。これは大変重要な要素だ。
時計でもバルジューやETAを好んで使う人はこの恩恵を重視する。たとえなにかの間違いで部品が壊れても、 パーツ単位で交換が容易にできる事は実用面で大変大きなアドバンテージとなる。
なんなら、部品ではなくムーブメントをそっくり変えても大してコストが変わらないという事もありうる。
市場に浸透している製品というのは、
- 信頼性が確立されており
- 代替が容易
という、二つの大きな武器を持っている。
なので、ETAポンとかってフランクミュラーやSInn、ブライトリング、Tudorなどなどのメーカーを小馬鹿にするのはニワカな時計フリークであり、決して褒められた姿勢ではないという事をここに強調したい。
…というのはおいといて、
外しやすさは正義
THinkpadのキーボードは大昔から外し方のセオリーがある。裏のネジで、キーボードの絵が小さく脇に書かれているものを外し、キーボード全面を少し画面側にスライドさせて外す。そのまま接続端子を外して完了。
裏はこれ

ネジを外す。合計四つだけ。
ご覧の通り、メモリもハードディスクもここから全てアクセス可能。これが素晴らしい…!


パームレストとキーボードの間にマイナスドライバをねじ込み、ズラす。


中国本土から届いた新しいキーボード。送料込みでなんと三千円未満!

接続端子は二つ。折り曲げない、こすらないよう細心の注意を払う。
ThinkPadとキーボード
ほかのメーカーのように全バラしせずに交換できるので、ものすごく助かる。余談であるが、個人的に一番多くキーボードを変えたのはThinkapd x41であった。一番のお気に入りキーボードはThinkpad x301。
今回のはアイソレートキーボードである。だんだん世の中のThinkpadフリーク達はこのキーボードを受け入れてきているらしいが、僕は違う。どうしても馴染めない。打ち心地どうこうではなく(打ち心地も悪いけど)Thinkpadとしてイマイチデザインに馴染まないキーボードだ。
Lenovo(及びIBM大和研究所から移籍した開発者様達)には、ぜひこの点再考頂きたいと心より願う。
作業完了
…さて、難なく五分未満でサクッと交換完了。何も問題なく当たり前のように動作する。
はーこれでまた使えるようになった、良かった良かった
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