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さて、元気に時計が動き出して力が抜ける。でも、正確に動かすために調整に入る。

分かりにくいが、マイクの上に置いて音を拾っている図である。


これを、パソコンのソフトにかけると…

この様に歩度がでてくるので、いろいろ調整するのである。


上図では、二本の線が横に伸びているが、この、二本が離れすぎているのである。これはビートエラーを示す、らしい。


ヒゲ持ちをものすごくゆっくり動かして、調整。この赤丸の中の左側の部分である。


そうすると…




だいぶ狭まった。さらに微調整。




この辺でよかろう。


あとは、この線ができるだけ水平になることで、進みと遅れが少なくなるという仕組みである。

これは、緩急針を微調整する。先の図の赤丸の中の右側の部分である。
少し遅れている。まだまだ調整。


ビシィっ!!


よしよし。

姿勢差もチェック。
文字盤下。



若干進む…が、まぁこんなものだろう。ヒゲゼンマイ手修正であることを考えれば上出来!!



オメガ
メモマチック、復活!!!


一生手放すことのない一本であるだけに、感激もひとしおでございましたとさ。