カルティエ パシャ カレンダーディスク修理

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ある知人から、一本の時計を預かった。以下が初めて手に取るカルティエの時計である。

Cartier Pasha

多くの時計好き同様、宝飾系ブランドの時計なんてどーせ汎用ムーブポン載せなんだから興味ないや…と、僕も思った。見た目の第一印象は、カルティエの時計にしては安っぽいなあ、偽物かな?である。

だが、外装の安っぽさはともかく、青い針の美しさはさすがジュエラー、みていて飽きない。

それ以上に、なめらかなスイープ運針と、やたらでかいカレンダーディスクの窓がその安っぽさと不釣り合いだった。

カレンダーを回してみると、小気味良くパシッパシッと日付が変わり、これも素晴らしい。この辺りから、実はコレはいいものなのか?と思いはじめた。

なお、故障の内容は、日付が0ではなく5で二桁目が繰り上がってしまう、というもの。彼女が昔買ったものだが壊れたので使ってない、治せないか?と訊かれたものである。

この手の故障は、衝撃でカレンダー抑えが一時的に外れ、そのときカレンダーディスクが空回りして起こる。空回りした後にまた抑えがきき、ずれてしまっていると推測される。

対処としては文字盤を外しカレンダーディスクを置き直しておしまいであるが、ここにアクセスするまでの労力が、時計によってまちまちなのである。

裏面
安っぽくね?


裏面のネジも全部飾りで、スクリューバックで開けるのだろうと思っていたほどに、安っぽい。ところがどっこい全て本物であったので、仕方ないので八本のネジを全て開けることに…

いざ中を見て愕然とするのであるが、…


次回へ続く。

大好きな時計修理ブログ、

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僕のお気に入りの時計修理ブログである、

The Watch Guy
http://watchguy.co.uk/


のご紹介。
こんな見た目です。

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このブログには、
  • 写真が豊富
  • 分解・くみ上げの詳細な手順ごとに写真がある
  • 写真がきれい
  • 文章が丁寧
  • 特に難しい所や、注目すべきところは丁寧に解説している
  • 時計がどう悪く、どう直すのかをちゃんと書いている
  • コメントが温かい

という特徴がある。ついつい覗いてしまうブログの一つです。

特におすすめの記事は、サビッサビのOMEGA Speadmaster (321)を修理するエントリ

三十年前に亡くなった父親から受け継いだボロボロのスピードマスターを、2000ユーロ以内で直してほしいというクライアント。時計の中を見ると、輪列までサビッサビでヒゲゼンマイもグダグダ、歯車も欠けまくりのスピマスが、見事によみがえる過程がきれいな写真と共に解説されています。(文字盤のこのリダンだけは個人的にいただけませんが・・・)

時計修理をする人、そういう人のブログを読むのが好きな人、是非これをお気に入りに加えてくださいませ。 

 

日曜のサッカー、SUUNTO CORE ALL BLACK

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日曜は朝からサッカーの練習へ。

我ながら、体力のなさにびっくりしながら一休みしている。

アウトドアにどういう時計を持って行くかというのは時計好きの一つの楽しみでもある。G-SHOCKなどの鉄板か、はたまたプロトレックで完全武装か、安物のファッションウォッチで常日頃の時計熱をデトックスするか…、選択肢は様々だ。

今日はSUUNTOのCORE ALL BLACK. スントは北欧系メーカーで、すっきりと洗練されたデザインと、高い機能性で僕のお気に入りである。
機能としては高度計、気圧計が便利。天気の急変を警告する機能があったり、登山中に高度を知るのに便利であったりする。

わざわざオールブラックというだけあって画面が暗くとても見にくいのだが、不必要に時を意識し過ぎることなく、休日をゆっくり過ごすには最適である。

この時計の欠点は、耐久性。バンドはウレタン製だと思うが、柔らかく肌触りがいい割りにすぐに割れる。輪環はそれ以上に切れやすい。さらには、買って2年もしないうちに気圧計が壊れた。(つけたままガンガン水泳してたので、仕方ないかもだが…)

裏蓋はスクリューバックで防水性も高く電池交換もめちゃくちゃ簡単なだけに、他の部分の耐久性が低いのは残念。
尾錠も純正品は黒メッキなのだが、交換した為通常のSSになっている。


なお、ウレタンバンドはAmazonで2600円くらいのものを買う。輪環は、時計具材店で同じようなやつを数百円で買うことができる。

そうまでしてでも使い続けるほど、僕のお気に入りである。本体が壊れるまでは、使い続けよう。

メモボックスと小学校

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息子が四月から晴れて小学校へ上がるため、説明会に参加する。小学校の体育館のなんと懐かしい光景だろう。

最近の小学校は、四階に体育館があるんだなー、すげーなあ。

少し改まった時計とともに。


中庭で遊ぶ新入生候補たち。
芝生の中庭、きれーだなーー


ジャガールクルトのMEMOVOX, E855。キャリバーはハーフローターのk.825. 僕の好きな機械式アラーム時計の超名作で、僕のものはメキシコのあるジュエリーショップから購入したもの。素晴らしいコンディションを保っています。

音は、ジジジ…という感じでそんなにきれいではないけど、振動が強いのでアラームとしては実用性も高いです。

ま、振動が機械にいいと思えないので、あんまりリアルでは使わないのですが。

これはぐるぐる回るローター式ではなく、ハーフローターが往復運動をしてゼンマイを巻く自動巻です。腕の上でコツコツっ と、ハーフローターが巻かれる音と感触がして、とても好きな時計です。


この時計のSSは、アナログ時計の中で一番美しいと僕が考えてる時計。いつか欲しいなーと思いつつ、なかなかいいのが見つかりません。


SEIKO BELL-MATIC

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今日の時計。

SEIKOのベルマチック 4006-7010という時計で、機械式時計なのにアラームがついているという逸品。中にハンマーが入っていて、指定した時間になったらハンマーがケース淵を叩いて振動と音を発生させる。



僕が時計を好きになったきっかけの一つに、機械式のアラーム機構がある。置き時計ならまだしも、腕時計にそんな機構を内蔵させるなんてすごいではないか!と、いたく感動したのでした。

それ以来いくつかアラームウォッチを集めたが、これは同じベルマチックのもっとデカイモデルを川崎の露天商と物々交換して手にいれたものである。

うーん、スッキリしてかっこよい。アラームインジケーターはインナーベゼルに小さく書かれている黒い三角形。デイトは、十一時と十二時を行ったり来たりさせることでチェンジ可能。


ビジネススーツにも自然に馴染むアンティークな名作時計です。

Livedoorでブログを書いてみる

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ずっとはてなブログを書いていたのだが、広告表示がいきなりされるようになってデザインが崩壊したり、有料機能とか言い出してよく分からないことをしだしたため、とりあえずLivedoor Blogを試してみることにする。

うーん、昔は無骨で使いにくいというイメージがあったが、だいぶ使いやすくなってるなあ。あとでスマホでもどれくらい編集できるかというのを試してみることにしよう。

たぶん、趣味の一つである時計についての記事がメインになると思われるためタイトルは時計絡みのものにした。タイトルだけ読んで、、ある程度筆者の様相が想像できるようなものにしたいのだが、果たして成功しているだろうか。

『いつかデイトナ欲しいよね』 

Rolexは、時計を愛するものであれば良きにつけ悪しきにつけ意識せずにはいられないブランドである。 僕もRolexに対して抱く感情はいろいろと変遷してきたのであるが、行きついたところは「いつかデイトナ欲しい」である。
デイトナでも、16520が とてもカッコヨイ。


<ご参考>
16520と116520の違いは?ロレックス デイトナ 比較
http://www.rasin.co.jp/blog/rolex/16520-116520/ 


とはいえ、あくまで気分でつけたタイトルである。更新されるエントリも同じく気分により更新されるものになるので、どうぞ御笑覧頂ければ幸いです。

このブログの、記事でも写真でも何でもよいので、どれかが時計が大好きな皆様の目に留まり、時計について考え、語る一つの きっかけになれれば最高ですねえ。

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