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を発見。


これを見て、疑問に思ったこと。



このモデルは、2時位置のリューズを引いておくことでタイマーを解除できる。つまり、リューズを普通に入れていた状態では、アラームが作動してしまうのである。

毎回アラームがなるとうざいので、必然的にこのリューズは一段引いたままにしておく。すると、このようにリューズから水分が入り込み、ムーブやダイアルを痛めるのである。

アラームなんて一度鳴らしてほっておけば?と思うかもしれないが、アラームが鳴りアラーム用ゼンマイが解放しきってしまうと、アラーム用ハンマーがフリームーブになり、カチャカチャ喧しいのであった。

好みの問題ではあるが、このモデルのムーブは、伝説的ムーブと言われていて僕も大好きなのであるが、この点においてアラーム用ムーブとしては手巻きのバルカンクリケットの方が良くできていると個人的に思う。

さて、針は、明らかに後付けである。ドーフィンハンドというだけの、似ても似つかない針が使われている。


夜光は、なんか少し内に寄りすぎてない?!と思わなくもない。

バーインデックスは、僕の好きな長いタイプなのだが、内側の
余白が多すぎる。同じく、ロゴの下部分も空きすぎている。


…と言うわけで中身も推して知るべしなのだが、気になる落札価格は…



十万円弱也。

これ、ケースだけで十万を超えた例もあることを思えば、ボロボロの個体でも割安感はあるなあ。