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2016年06月

壊れたヒゲゼンマイ

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Sinn 256のテンプ


ただ、歩度調整に失敗しただけなのに…




悲惨である。


悲惨の一言であーる。



これを、ルーペおよびダブルピンセットで丁寧に整形してゆく。


夜中、三、四時間かかって作業する。真剣勝負である。







ダメでした笑




ので、取り敢えずいいやと思いテンプ受けにセット。




そしたら…





指の爪でグイッと力入れた時にちょうど天心に爪がかかってしまい、見事に天心が折れました、とさ。




天心が折れたら正真正銘ゲームオーバーである。







悲しいぜ…




ETA7750のテンプを探す旅は、まだ始まったばかりだぜ!


という悲しいお話でした。





ドリルで穴を開けたキズミも、頑張ってはいたが…持ち主のテク無しゆえに悲しい思いをさせてしまった…

ジャンクMemovoxをどう直すか

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ジャンクで、憧れのMemovox E855のステンレスシルバーを購入した。


ジャンクといっても、ケースが綺麗なのが非常に好印象であった。症状はほとんど何も書いていなかったのだが、とりあえず届いた段階で時間あわせができなかった。あと、ゼンマイがろくに巻けなかった。それでも秒針は元気に動いていたので、それだけでも御の字である。


この時計は伝説的ともいわれるK.825というCalを搭載していて、このキャリバーの特徴はなんといってもハーフローターという自動巻き機構である。コツンコツンとローターがばねに接触して巻き上げられていく感触は非常に心地よく独特なのだが、この自慢の機構もうんともすんともいわないのである。 

文字盤もまぁ綺麗な部類ではあるが、汚れが付着している。風防も傷だらけで、風防とケースの間には黒いゴミがたまっている。おそらく、清潔でない部屋に長期間放置されていたものであろうと推測される。
壊れ具合から見て、それを無理に使おうとしたがまともに使えなかったため、ジャンクとして放出したものであろう。



なおしがいがあるなぁ・・・と、 思いました。


しかし、ケースはホンマに綺麗!!!



これだけでも十分買った価値があった。


尚、このモデルのこの色のケースは、ゴミ一歩手前の状態のものであっても某ベイで10万円くらいで落札された過去があるくらい、入手が困難なのです。


ステンレススチール なんてゴールドより何倍も多く作られているのに、なんでだろか。人気あるからだろうなあ。カッコヨイもんなー…


 

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