カルティエ 手巻きタンクのオーバーホール その1
手元に届いた一本のジャンク時計…
カルティエ マストタンク。
通常マストタンクといえばカルティエロゴの上にmust de というロゴが入ってるのだが、これはそれすら入っていない最初期のモデル。カルティエに詳しくないが、おそらく1970年代初頭ではないだろうか…??後で詳しく調べてみよう。
状態としては、巻いても動かない不動品。振ると僅かに動くこともある。
動作品と書いてたので買ったのに凹むわ…というのは嘘で、この手のアンティークは動作品が動作するなどと期待してはいけない。僅かでも動く、この事実が何より重要である。
搭載ムーブはETA2512。
裏側。なんとベルトはカルティエ純正である笑。いつのやねん!
中身を取り出す。
動かないなら動くようにするかぁーと言うことで、分解掃除に入る。
レディースウォッチは多分初めて…なので、細かい部品が怖くてなんとなく半月盆に紙を敷いて作業することにした。後で気づいたが、これ、傾きが発生するのでネジが転がって大失敗であった。笑。
その2へつづーく。