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2020年01月

SINN EZM3をヒルシュのストラップにする

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ストラップ交換の巻。

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カーフとシリコンの合わせ技で、エレガントな見た目かつ抜群のつけ心地を実現しているビルシュストラップ。

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超実用時計であるところのSinn EZM3に装着してみた。

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黒と赤がめちゃめちゃ合っている!

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ヒルシュロゴ。ここだけなんかイマイチなんよな…プクッとしててやや野暮ったい…グレード感はある。

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休日のサッカーのお供に。

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と言っても観戦専門だが…

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イイねー

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ヒルシュストラップ、オススメです。







BELL&ROSS Vintage126やっぱいいなあ

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 ベルアンドロス。時計好きの人々にとってはどのような印象をもつブランドなのだろうか?

少なくとも僕にとっては、時計を好きになり始めた時期、パラパラとめくっていた時計雑誌でものすごくかっこよい広告を見て以来、憧れのブランドであり続けている。

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たしかにムーブメントは汎用ムーブメントであるところのETAを搭載していて、いわゆるエタポン時計としてファッションブランドとみなされるかもしれないが、これは誤解だと申し上げたい。

ベル&ロスがETAを採用している理由は、僕はベル&ロスの目指すところとして創業者が明言していたSINNにあると考えている。SINNは超実用時計として、実用的に計測することに重きをおいて制作されていた時計で、外装や仕組み、構成に色々と工夫をしていたが、ムーブメントに関しては実績もありパーツ交換も用意なETAを意図的に採用し続けていた(と僕は考える)。

ベル&ロスもこれに倣い、ムーブメントはあくまで時計の一部として、それ以上に時計ファンに響く斬新なデザインコンセプトや品質の高いケース、ダイアル、ブレスレットに投資するという方針なのだろう。
 

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この時計はビンテージ126と名付けられた時計で、ETA7750が搭載されている。本来なら三ツ目クロノグラフなのだが、ビンテージクロノグラフのデザインに寄せるためあえて二ツ目となっている。

インデックスエンドにある夜光のポチっとした部分がめっちゃ好きで、お気に入りの時計である。

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好みで言えば、サファイアガラスの風貌はあまり慣れていないので、すこしピカピカしすぎな印象がある。プラスチックのもっさりとした風貌のほうが好みではある。

が、モダンウォッチなので仕方ない。文字盤はくっきりと明るく映るし、高級感があるのでこれはこれでよい。

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純正のレザーバンドも質感が高く大変お気に入り。とにかくかっこいい。ETA7750の上質仕上げのムーブが入っているため、精度はめちゃめちゃ良い。ビンテージ時計とはこの点で決定的に異なる。笑。

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ビンテージクロノグラフに寄せたモダンクロノグラフ、とてもおすすめな一品である。

実はリアル生活で一度この時計が被った経験があり、仕事中ではあったがついつい時計の話を振ってしまった。どうやらベル&ロスの代理店と取引がある方らしく、社員価格?で購入を勧められたときこの時計を気に入って、もう十年以上使っているとのことであった。素晴らしい方だ。。。


以上、ベル&ロスのビンテージ126のご紹介でした。











あけましておめでとう2020!

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というエントリを書かないとなんか更新しにくくなったので気分的に。。。

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昨年は時計がらみで色々と出会いのあった一年でございました。
お世話になった皆様、その節は誠にありがとうございました。

今年は、時計がらみの出会いをさらに増やしたいと思っているので、
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

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以下、暇な人のみ読んでください。


時計の何が好きか

こんなブログを読んでるあなたはきっと時計好きだと思うので、このテーマについて少し考えてみてほしい。あなたは時計の一体何が好きなのか?

一口に時計好きといってもこれはほんとにまちまちで、色々なコレクターの方の投稿を読んでいるが、だんだんと嗜好の合いそうな人、合わなそうな人というのが分かってくるのが面白い。

時計とはなんぞや、という哲学的な疑問には、すでに偉大なる先人であるところのアルキメデスが非常に鋭い考察を与えている。テセウスの船というテーマの問題に関する、『四原因説』という回答である。

テセウスの船(Wikipedia)

ギリシャ神話

プルタルコスは以下のようなギリシャ伝説を挙げている。

テセウスアテネの若者と共に(クレタ島から)帰還した船には30本のがあり、アテネの人々はこれをファレロンのデメトリウス[1] の時代にも保存していた。このため、朽ちた木材は徐々に新たな木材に置き換えられていき、論理的な問題から哲学者らにとって恰好の議論の的となった。すなわち、ある者はその船はもはや同じものとは言えないとし、別の者はまだ同じものだと主張したのである。

プルタルコスは全部の部品が置き換えられたとき、その船が同じものと言えるのかという疑問を投げかけている。また、ここから派生する問題として置き換えられた古い部品を集めて何とか別の船を組み立てた場合、どちらがテセウスの船なのかという疑問が生じる。


ー中略ー

アリストテレスの四原因説

アリストテレスの哲学体系では、事象の原因を4つに分け(四原因説)、これらを分析することでパラドックスに答えることができるとされる。アリストテレスによれば、ある事象が「何であるか」は「形相因」であり、その観点では設計などの本質が変わっていないため、テセウスの船は「同じ」であるとされる。同様にヘラクレイトスの川も「形相因」的には変わっていないが、「質料因」が時と共に変化しているとされる。

また、「目的因」から見ると、テセウスの船は「質料因」としての材質が変わったとしても、テセウスが使った船であるという「目的因」は変わっていないとされる。「動力因」は誰がどのように作ったかを指し、テセウスの船の場合、船を最初に作った職人は同じ道具や技法を使って修理(部品の置換)をしたと考えることができる。


つまりは、時計という物体を認識するとき、時計の何をもって時計と判断するか、というとらえ方は四つあるという提言である。これは鋭い。この四つのとらえ方というのは質量因、形相因、作用因、目的因、である。

詳しくは上記Wikipediaを読んでいただくとして、これは時計が世の中に産まれ、その時計に価値を見出す人が産まれる現象を説明する提言として、また、ご自身の時計愛を客観的に見つめなおす視座として、とても有益な考察だと思う。

少し砕いて言えば、質量因は時計の材質、形相因は時計という概念、つまり時を表すという機能、作用因とは時計が作り上げられる工程、そして目的因は実際に使ったり売ったりする目的だと言い換えることができよう。こうして四つに分解するだけでも、嗜好はかなりバラバラである事がお分かりいただけるのではなかろうか。

…というのを踏まえて、自分の嗜好を改めて見返して、新年の抱負代わりにこのブログは何でないかを考えてみた。


『いつかデイトナ欲しいよね』は何でないか
  • ショッピングサイトではない。商品を売ることは無い。
  • 掲示板サイトではない。読者同士の交流は無いほうがよい。制御できない。
  • ニュースサイトではない。時計のニュースは日々溢れていて個人で追いかけるのは不可能。それを分かりやすく説明するのはもっと不可能。
  • 宣伝サイトではない。特定のブランドの宣伝を目的としたエントリはない。需要が無い。
  • 日記ではない。読み手が読んだ後何も心に残らないものを書きたくない。個人情報も書かない。
  • 批評ではない。悪口は書かない。誰かが読んで傷つく可能性のある事は避ける。
  • 政治、宗教の話はしない。不要な争いは避ける。



皆様も、2020年が時計愛にあふれたよい一年になることを祈っております。





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