カンボジア初の時計学校、Prince Horology訪問!その2
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というわけでカンボジアはプノンペンへ。このブログの読者の何人がカンボジアに行ったことがあるだろうか、あったとしてもほとんどはアンコール・ワットのあるシェムリアップではなかろうか?
プノンペンへ
こちらは首都プノンペンのプノンペン国際空港。東南アジア独特の空港に降り立った瞬間の熱気にまかれつつもリストショット。相棒はSINNのクロノグラフ、256。SINNの信頼性は圧倒的で、ついついこういった海外旅行に連れて行ってしまうのである。
バゲッジクレームへ続く道。こぢんまりしているが、清潔で明るい空港である。
信頼できるSINN
SINNには、発汗を予測しラバーバンドを装着。圧倒的つけ心地、圧倒的機能性。SINNのような時計にはラバーバンドがお似合いである。
SINN 256の精悍な佇まい。この時計はチタン製の屈強なケースの中に、信頼性の塊ともいえる高品質なETA7750が搭載されている。正確性はすさまじく、1-2年前にテンプを入れ替えとても元気に動いている。
プノンペン空港から市内へ
さて、空港から市内へは自動車でおよそ40分ほど。距離はとても短いのだが、渋滞がひどいのでこのくらいかかるのであった。平日の昼間についても渋滞がひどいので、週末はあまり考えたくない。
ホテルにチェックイン。プノンペンは海外資本のきれいなホテルがたくさんあるがそのどれもが非常に安く、とてもお得である。このホテルは以下の通りゴージャスな内装の広い部屋、清潔で明るい最新機器の揃うバスルームに日本以上のサービスがついて、一泊1万円を切る。無論、一部屋あたりの値段であって、複数人で泊まればもっと安くなる。
プノンペンはメシウマ
カンボジアといえば旧インドシナ。フランス統治下におかれていた歴史があるだけあって食が豊かである。カフェも充実していて、早速気になっていたエリックカイザーへ。
やはりめちゃくちゃうまい。。。
周辺国でもエリックカイザーを食べたことがあるが、カンボジアが一番美味い。
パンもコーヒーもめっちゃうまい。目当てのクロワッサンは残念ながら売り切れていたが、他のもうまかった。コーヒーはここで飲んだらもうスタバとかでは飲めない。
Prince Horologyへ向かう
腹ごしらえが終わり、さっそくPrince Horologyへ向かう。交通手段は、市内でもっともポピュラーな交通手段であるトゥクトゥク。ちょっとした距離であればだいたい1ドル、電車で2駅分くらいであれば2ドル程度。
Prince Horologyへはおよそ30分ほど。料金はたしか4ドルくらいだった気がする。なお、単位はUSDである。一応リエルという通貨もあるのだが、ドルのほうが便利だし流通している。
降りるときに運転席を撮らせてもらった。この箱がなにかわかるだろうか?
カンボジアではGrabや、ローカルの配車アプリをつかいトゥクトゥクを呼ぶのが普通である。つまり、運転席にスマートフォンを設置するのが必須なのであるが、困ったことにプノンペン市内ではスマホのひったくりが横行しており、僕の知り合いも何人かやられたと言っていた。運転席のこの箱は、ひったくりからスマホを守るための彼なりの工夫であった。感心した。
いい笑顔である。
アポイントメントが現実に
道路からすこし入ったところに、目的地であるPrince Horologyがあった。
基金の看板と並べて、学校の看板が掲げられている。テンションめちゃめちゃ上がったw
約束の時間である14:00きっかりに、一人の若者が厳重にロックされた鉄扉を開いて降りてくるのが見えた。辺りを見回し、僕の姿を認めると軽く会釈をしてきたので歩み寄り握手。
まだ開校前の時計学校、しかも東南アジアでも類を見ない最新機器の揃う施設に足を踏み入れる。間違いなく日本人では僕が初めてであろうw
若干の緊張と高揚感を抑えきれず、声が上ずって足取りが心もとない。紳士的な青年に案内され、3Fの会議室に通された。
つづーく。