Rolex Airking 不動品修理 その5
さて、部品が届いたのでムーブメントを直す。

ムーブ。


針を外し、文字盤を外す。ペラルージュ文様が美しい!カレンダー無しはこれはこれで新鮮…



裏返したところ。しかし、時計の機械という観点ではこちら側を表という不思議。

自動巻機構を取り外す。
ネジ二つで難なく外れる。


美しいムーブだ…


角穴車を取り外す。香箱の上にある歯車。




美しいムーブだ…(again


輪列抑えを取り外す。



セオリー通りだと初めにテンプを取り外すのだが、トルクが完全になくなっている為、もはや置物同様。
構わず輪列からバラしていく。

二番車、四番車を抜けば香箱も外れる。
テンプにも忘れずに注油。
耐震機構を開けると、このようになる。この針金がめっちゃ細いので、いつもめちゃめちゃ緊張する…
さすがロレックス、テンプ上下、かつガンギ車のホゾにも耐震装置が付いている!!
良い時計には値段に見合う理由があるのである。
あ、時計は元気に動き出しました。
つづーく。
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