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つけてみたの巻。


僕はこのモデルを二本持っているが、これはYEMAロゴのものにも関わらず文字盤のフラッグの部分に、赤のYロゴが無いという大変珍しいモデル。

インナーベゼルが間違えてセットされているので、おいおい直さねば。正しくは、黒い三角が十二時ではなく九時の方向に来る。

これは、もう一個の個体。正しい例。


直し方はベゼルを抉って外し、風防をリムーバーで掴んで取り外し、風防の中にハマってあるインナーベゼルを回すだけである。

さてさて、NATOストラップ、である。上品なストライプにシルバーの留め具がよいアクセントになっていて存在感がある。
清涼感が白シャツに良く合い、インパクトのあるケースやダイアルをうまくなじませてくれる。

下のショットはお気にのフランス製青ペンとともに。
 ケースのゴツさが70年代という感じである。フランスの生んだ芸術品と言って言い過ぎで無いだろう。

適当なシャツに適当に合わせられる。


巻くまではなんだかなぁ…ってなるNATOストラップであるが、巻いて見るとその快適さにやめられなくなる。危険だ。

なので、まだやったことない人は、やったらダメです。



…嘘やけど。
この個体、普通は長い年月の中で研磨され消えてなくなっている裏蓋のEtanche 100%(防水100%)という印字がまだ残っているという珍しいものだ。細かい文字も残っている。

日差もほとんどなく、ほんとにバルジュー7733は名作キャリバーであると認識させられる、NATOストラップ仕様のMeangraf Super のご紹介でした。