世界初の充電式ソーラーウォッチ Synchronar 2100
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天気が良かったので久々にコイツを連れ出してみる…
Synchronar 2100 (シンクローナ)

(一部には)言わずと知れた世界初の太陽光充電式時計。じつはこれってかなり凄いことでは?と思っている。しかも、モジュール部分が密閉されており、完全防水。操作はスイッチにつけられた磁石で行うというスーパー革新的機構。
見ての通り芝生に放り出して写真を撮ってると身体の影に入ってしまった。そのせいかどことなく悲しそうな表情である。
この時計のブレスは純正品で大まかに分けて三種類あるのだが、このブレスの質感がめちゃめちゃ良い。あと一種類持ってるが、それもめちゃめちゃ良い。
このモデルは古いこともあり、どんどん稼働する個体が少なくなってきている。どこかの会社が互換性のあるモジュールを作って販売していたそうだが、ある情報筋によれば三つ買って三つとも1年以内に壊れたとの事で、残念ながら実用的ではないようだ。
僕はガンガン実用していたのだが、流石にそろそろ壊れるのが怖くなってきたので、自重しようかなあと考えている。どんな高級時計でも、機械式であれば職人の手にかかればなんとかなるものであるが、Synchronarはそうはいかない。治らない、というのは何より恐ろしい。
個人でモジュールの開発・改造に取り組んでいる人も結構いるようだが、どうか、このすばらし名モデルがこれからもより多くの人たちに、より長く愛してもらえるよう、持続可能なソリューションが登場してほしいものである。
コメント
コメント一覧 (6)
しかしやはり繊細なようで少し前に手持ちの1つが完全に沈黙してしまいました
今は透明なボディでモジュールを新品に入れ替えたものを実用しています
透明ケースと新しい太陽電池の効果で蛍光灯の下でも充電してくれます
https://i.imgur.com/D7Di7gQ.jpg
https://i.imgur.com/CrRtKbT.jpg
うちのはこういった感じでセルと配線がよく見えます
入手先は海外オークションで、残念ながら詳細はわかりません
透明なボディはおそらくカスタムだと思いますが、造りは良いです
バッテリーは現行の充電式ボタン電池を使用しています
モジュールは時間表示に特徴があり、今出回っているものとは異なります
また、カレンダーや時間の調整も複数の方法で可能です
秋ごろからほぼ毎日使用していますが、電切れを起こす気配がなく安定しており異質な外見と合わせて非常に気に入っています
これかどうかはわかりませんが、似たように透明の天窓がついていた出品について、当時私も友人と話したことがあります。天窓はカスタムパーツと書かれていましたが、見た目がとてもかっこよく大変珍しい見た目のSynchronarが出ているなあと思っていたのですが…なんとご購入されたのですね!しかも秋からいままで動作しているとのことで、すごいです。安定したSynchronar、もはや存在自体が貴重ですね。
なお、UT Designさんでは現在、クオーツのドラムロール表示式モジュールをSynchronarに組み込むというProjectをやられております、凄いのでぜひご覧になって見てくださいませ。
https://synchronar.blogspot.com/2019/07/revive-synchronar-2.html
情報ありがとうございます
出品時には後部スイッチの窓のない妙なケースに収まっていましたが、ボディには後部スイッチ用の出っ張りと機能が備わっており妙に思ったものです
そういえば私の購入より半年ほど前にも別の透明タイプが出品されていました(もしかしたらケース換装の同一品かもしれませんが)
古い時代の名機が好きでアンティークの時計を漁っていた所、関連になぜか出てきたHP-01とsynchronarをいくつか衝動買いし今に至ります
知識がないので助かります
紹介していただいたリンクを覗いてみましたがすごく面白そうなコトをしていますね
これからしっかり読んでみたいと思います
アンティーク時計の蒐集からhpー01やSynchronarにたどり着くなんて素晴らしいですね!私はいずれもこのUT Blogさんで知ったのですが、自力で掘り当てるセンスも自信がありません。。。
リアルでは当然ながら1人も同じ時計を持っている、あるいははめている人を見た事がありませんが、こうして愛好家の方と会話できるというのはインターネットに感謝です。今後ともよろしくお願いします!