カンボジア初の時計学校、Prince Horology訪問!その3
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�の前に、現時点でのカンボジアの状況について。
伝え聞いたところによると、まもなく緊急事態宣言が発効される見通しとの事で、周辺国からやや遅れつつもカンボジアも長く暗い停滞の黄昏を迎えようとしている。カンボジアのように若い国が、いかに伝染病と戦うというのか。観光収入に大いに依存し、アジア諸国からの投資に頼って都市・リゾート開発を進める国が、どういった痛手を受けるのであろうか、想像に難くない。困難な舵取りを担う政府首脳や官僚、経済・産業界のリーダーたちの苦労は果てしないものであろう。だが、過去この国に悲惨な歴史をもたらした無節操な革命政府とは違い、ウィルスは人類共通の敵であり、先人たちの生死をとした努力により戦う方法は分かっている。
願わくば、カンボジアの国にまたあの賑わいが戻りますように。
さて、いざ校内へ。
案内してくれたのはこの方。本来時計師の方とアポを取ろうとしていたのだが、春節のタイミングでちょうど欧州へ帰国中であったので、代理でわざわざ案内してくれたのであった。休日出勤であろう、申し訳ない。大変ありがたい。
校内からは廊下づたいに広く窓がとられており、陽光が差す明るい雰囲気。
いたるところに、このようにレリーフが飾られている。これはなんだったかな・・・・ ゼニス?
尚、写真も、その被写体もすべて校長のMr. Louiの私物だそうだ。
ランゲのクロノグラフムーブも。美しい。。。。
学校自体はまだまだ設備をいれている途中だが、このようにもうほぼ仕上がっている。このサイズの教室が2部屋ある。めちゃめちゃ綺麗。。。広い。。。
カンボジアなので湿気対策の加湿器は必須。
こちら、洗浄室の一角。まだ機械の設置も終わってなくて、段ボールも山積み。この向こうには大量の研磨マシーンと研磨用の資材がつまれてあった。
こちら、脱進機の模型。うしろにあるゼンマイをまけばほんとに動く。楽しい。
これが学習用机。机から道具まで、すべてスイスから直輸入。ものすごい額の金をつぎ込んでいる。この学校にかける気合が見て取れる。
当然のように、大小さまざまな道具はすべてベルジョン。
ベルジョンとは、時計用具の業界でまず間違いなく最高品質(と価格)の道具を提供しているメーカー。
ライカの実態顕微鏡。2席ごとに1台、設置されている。
こちら、Sylvacのマイクロメーター。当然のように一流メーカーである。
作業机は昇降式。
これは別の教室。奥に見えるホワイトボードのところに講師用の机があり、顕微鏡の映像を見せたりしながら授業を進められるようになっている。
ベルジョンの指サック。取り放題w
顕微鏡。映像を出せるようになっている。
無人の、しかもまだ完成していない教室や備品であっても、 カンボジアから真の時計職人、そして時計ブランドを育てるんだという創業者の強い意志を感じることができる。
もそっと、つづーく。
校内からは廊下づたいに広く窓がとられており、陽光が差す明るい雰囲気。
いたるところに、このようにレリーフが飾られている。これはなんだったかな・・・・ ゼニス?
尚、写真も、その被写体もすべて校長のMr. Louiの私物だそうだ。
ランゲのクロノグラフムーブも。美しい。。。。
一流の設備を見て回る
学校自体はまだまだ設備をいれている途中だが、このようにもうほぼ仕上がっている。このサイズの教室が2部屋ある。めちゃめちゃ綺麗。。。広い。。。
カンボジアなので湿気対策の加湿器は必須。
こちら、洗浄室の一角。まだ機械の設置も終わってなくて、段ボールも山積み。この向こうには大量の研磨マシーンと研磨用の資材がつまれてあった。
こちら、脱進機の模型。うしろにあるゼンマイをまけばほんとに動く。楽しい。
これが学習用机。机から道具まで、すべてスイスから直輸入。ものすごい額の金をつぎ込んでいる。この学校にかける気合が見て取れる。
当然のように、大小さまざまな道具はすべてベルジョン。
ベルジョンとは、時計用具の業界でまず間違いなく最高品質(と価格)の道具を提供しているメーカー。
ライカの実態顕微鏡。2席ごとに1台、設置されている。
こちら、Sylvacのマイクロメーター。当然のように一流メーカーである。
作業机は昇降式。
これは別の教室。奥に見えるホワイトボードのところに講師用の机があり、顕微鏡の映像を見せたりしながら授業を進められるようになっている。
ベルジョンの指サック。取り放題w
顕微鏡。映像を出せるようになっている。
ため息の連続。。。
このように、家具も、機材もスイスの時計師が最高のものをスイスから輸入している。最高の品質を追求し、まったく金に糸目をつけていない事に驚かされる。さすがの財力。。。あらゆる光景が目の保養であった。無人の、しかもまだ完成していない教室や備品であっても、 カンボジアから真の時計職人、そして時計ブランドを育てるんだという創業者の強い意志を感じることができる。
もそっと、つづーく。
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