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タイトルの通りである。


先日ebayでみつけたこのジャンク部品。時計のケースに、腐りかけの文字盤付き。裏蓋はまあまあ綺麗かなあ、プラスチック風防は…見る影もなし、という品。




状態は悪いが、僕の欲してやまないジャガールクルトのメモボックスE855、ステンレスシルバーのものである。

ゴールドはもっているが、どうしても僕はこのステンレスシルバーが欲しいのであった。


当然ながらスタートは捨て値。2$とか。

が、どうしてもほしい僕はいきなり二万円くらい入れてあとは逃げ切りの算段であった。

そして数日経過。

さすがにこんなゴミに二万円も払うものはいない。



ところが… 

終了数時間前から僕より高い入札が入り始める。

物好きはいるもんだなぁ、まぁしゃあないか…とおもいつつ、誰も出さないであろう四万円をぶち込んで高みの見物と決め込む。


ところが終了数秒前…ほっと一息つこうとしたとき、

OUTBIDの知らせとともに終了。


終値はなんと…




631ポンド、約900米ドル。

まさかの十万円超え…




これは、僕以上に絶対に欲しい!何が何でもいま手に入れる!もう待たない!という人で無いと出せない金だと思う。
 
かつ、そのような人が複数人ebayを監視している事を意味する。この額になるということは、競っているということなので。


嗚呼、憧れの名機への道遠し。


さても奥深きかな、時計愛というものは…。