Rolex Datejust 16233 修理と研磨、その1
なんと、頂き物のロレックスである。頂き物といっても怪しい露天商から頂いたという訳ではなく、僕が時計好きであることを知った親戚が、誕生日にくれたものだ。
ずいぶん前に壊れてから放置していたらしいが、修理に出しても相当な額するだろうから、僕が治し方が分かるならあげちまおう、という事らしい。
ありがたや…!
人生初ロレックスが頂き物になるとは。
といっても、実は、すごーーく簡単なメンテナンスで治ったので、さすがに返そうと思っている。
金ぴかの16233。キャリバーは名作3135を搭載。金とシルバーのいわゆるコンビモデルで、使い道に困る派手さである。やっぱ自分にはまだ早いと思う…W
ザ・ロレックス!といった佇まい。くすみまくっており、汚い。
フラッシュフィットの中には、怪しい汚れがギッシリ…
1, 2年程度ではこの汚れはたまらない。
反対側。黒い粉がどんどん出てくる。
開けた所。メンテナンスされているようで、中はとても綺麗、パッキンも状態が良い。あれ?かなりちゃんとしてるな??
アップ。名作キャリバーと名高い3135。サブマリーナにも載ってるらしい。
シリアルもバッチリ。でも汚い。
さて、故障箇所のひとつ、秒針である。動いたり勝手に回ったりするらしいが、要するに抜けているだけである。この通り。こんなもん後で入れ込んでおしまいである。
王冠マーク。文字盤もミント並みのコンディションである。
問題の秒針。取り付けの前に、マイナスドライバー二本で筒を挟み込み、ほんのすこーーーーし、力を込めて狭めてから入れ込む。
針も全てミントコンディションである。良い個体じゃないか…
…後半へつづく。


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