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オールドゼニスやばい良い、三つ目、アローハンド😍 Super Sub Sea A3736

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これも先のコレクターとの会合時に見せていただいたもの。

ZENITH Super Sub Sea A3736

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もはや芸術品。。。。
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なんと腕につけさせてもらった!!!めちゃめちゃ嬉しい。
ムーブメントは名機146HP。

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しかもGay Freres社のラダーブレスつき。たまらん。。。。
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オールドピアノの上で撮影。めちゃめちゃかっこいい。

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僕のMemovoxのGay Freresブレスとツーショット。

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ツーショット。
リアル生活でGay Freresブレスのオーナーに会うのはこれが初めてである。

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何回見てもあきないなー。もっと写真とればよかった!!
この時計をリアルで見ることができる人って、めちゃめちゃ限られているのではなかろうか??

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ピンク・フロイドのレコードが背景に見える。

彼はおもむろにレコードを取り出し、Darkside of the Moonをかけはじめた。アナログプレーヤーで聞くピンク・フロイド、めちゃめちゃよかった。

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クッションケースに左右に割り当てられたリュウズとプッシャー、ロリポップ黒の針、パンダ三つ目、アローハンド、僕がかっこいいと思えるすべての要素が詰まっているスーパー名作クロノグラフ。デイトナよりいいかも。。。

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以上、貴重な一本との出会いについてでした。





エベラール コントグラフ ビンテージオリジナル!!めちゃめちゃ良い

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先日、とある時計愛好家とお会いする機会があり、先方のコレクションを一部見せていただいた。

その中にあった・・・・これ!!

Eberhard CONTOGAF (Original)

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うーん、ヤバー。。。。めっちゃくちゃかっこよい。。。

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見よ、この精悍な佇まい。。。

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状態も抜群。50年経ってもこんなにかっこいいままの時計って、すごない?

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愛好家があつまると、こうしてリストショットをとりあうのは世の常。

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気に入ったので、しばらくつけさせてもらい、ニヤニヤしていた。

搭載キャリバーは自社製のCal.310-82。REF番は131501・・・だろうか?
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何枚写真を撮っても飽きないなあ。

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以上、ビンテージの超名品のご紹介でした。





フランクミュラー自動巻のブレス調整

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を、とある女史から依頼されたのでここに記録を記しておく。

フランクミュラーのレディース自動巻。

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定価は百万円ちょいだろうか?
FMは昔女子連中(に贈り物をするオッサン達)に大変人気であった。今もなんかな?
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外したコマ。

一つあたりのコマ、デカくない??
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別角度から。
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コマはずす前。
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外した後のコマと。
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こんな感じのブレス。質感は良い。肌触りも滑らかで、さすが金属の仕上げにはこだわっている。
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コマのアップ。左右に棒のついた小コマがあり、その棒が、真ん中に二つ穴が空いた小コマを貫く。
外すときは、こじ開けにセロテープで養生したものを差し込んで静かに抉る。押す力三割、回す力七割くらい。でないと、こじ開けがピンを傷つけてしまう。
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ブレス。
きれい!!磨けばもっとキラッキラになるはず。
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ちょうどよいサイズになって良かった良かった!

手元の似たような形のWittnauer Futuramaとの2ショット。史上初ではないでしょうか。
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リストショットをおねだり。
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歳を重ねるとどうしても腕が細くなるので、こうした調整はこまめにやらないと時計の着用頻度が下がってしまう。

フランクミュラー意外と良い!

さて、フランクミュラーは、エタポン高級時計の急先鋒として時計好きには酷評されがちである。

しかし実際手に取ってみると、ケース、ブレスの仕上げはグレード感が高く、ダイアルの審美性は言うに及ばず。女性のアクセサリーとしては、時計のメカ感とアクセサリーとしての芸術性を高いレベルで融合させていることが分かる。

食わず嫌いはモテない。頑固な機械式時計オタクにこそ、是非店頭で一度手にとって見てみて欲しい。


以上、当ブログ初登場、フランクミュラーの時計について、でした。





仮面ライダー 変身ベルト的腕時計

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タイトルまんま…


P君の私物。

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レディースサイズの時計かと思いきや、実は仮面ライダーのベルトデザイン。
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ナイス⭐️

放射線状の模様がインデックスのようで良いね!本物は確か回るんだったっけか…?
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中はこの通り、ごく普通のデジタル時計。
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裏蓋。電池交換はここからであろう。
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ベルトはカスタムした革バンドを付けている。このバンドに本体の数倍の金をかけている。
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良いね!時計っぽさある。
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以上、遊び心溢れる時計のご紹介でした。

こういう一本を愛で楽しむ事ができてこそ、真の時計好きと言えるのではないだろうか…。学ぶところ深し。










ブローバとSONYのほっこりエピソード

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BULOVA、時計好きならば必ず聞いたことのあるメーカー名だろう。アキュトロンという音叉時計を開発し、1960年当時驚異の月差2秒という超高精度時計で世界中の度肝を抜いた会社である。

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✴︎画像はググって適当に見つけたものです

尚、アポロ計画での採用時計でもある。こちらはOMEGAのSpeadmasterのほうがはるかに有名であるものの、実はBULOVAも宇宙船内の計器などに大量に採用されている。人類の宇宙進出を支えた、超重要テクノロジーといえよう。

アポロ11号ミッションでは月面にBULOVAの時計が置いて帰られたので、いまでも月の地上でレゴリスに覆われ、地球を見守っているはず…。

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そんな超重要企業であるBULOVAと、創業期のSONYのエピソードがあったのでご紹介。時計ブログではあるがたまにはこういうエントリもよかろう。。。。

In 1955, Ibuka and Morita registered SONY as an official trademark of Tokyo Tsushin Kogyo with the intention of establishing the name as a global brand. One month later, when Bulova Inc. of the US promised to order 100,000 transistor radios on the condition that they be sold under its own brand name, Morita refused, saying that his company would only allow its products to be sold under the Sony brand. When pressed, he asked Bulova, "How many people had heard of your company fifty years ago? My company is just starting out, but fifty years from now it will be just as famous as yours."

ということで、簡単に言うと、SONYの創業者コンビである井深と盛田が、SONYというブランドを正式に登録した一か月後にアメリカにトランジスタラジオの営業に行った際、BULOVAがOEMで10万台の発注をしてきたのだが、SONYの製品はSONYの名前でしか売れないと突っぱねた。その際に、『どれだけの人が50年前にあなたがたの会社の名前を聞いたことがあったでしょう?我々の会社はまさにスタートした所ですが、しかし50年後にはあなた方と同じように有名になっています。』と伝えたというエピソードである。

この後、BULOVAは音叉時計の特許を公開しなかったことにより技術を囲い込んでしまい、普及が進まずイノベーションも起こらなかった。そしてその後SEIKOのクォーツ時計の開発成功を招いてしまった事により、市場から一気に衰退していく事になる。

一方のSONYの隆興はご存じの通りである。

ブローバの技術は本当に革新的で、一時は、あらゆるメーカーが音叉時計をリリースしていた。僕はOMEGAの音叉時計を2つほど持っているが、もちろんムーブメントはBULOVAのものである。ある時点では、間違いなく、世界で一番正確な時計を開発する先進的時計メーカーであったのだった。


今でもオールドテイストと温もりのある音叉の振動音から通好みの時計として取引されているものの、修理の難しさや逆向きに回しただけで壊れるという機械のデリケートさ、現在の標準電池とは異なる電圧で動く仕様などで扱いにくい時計として知られている。

これからBULOVAの購入を検討されている皆様、ぜひ、若い経営者二人とBULOVAの心温まる(?)エピソードを心に浮かべてから時計を手に取ってあげてくださいませ。

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(画像出展はこちら





労働環境管理システム用腕時計(型)デバイスは救世主たりえるのか

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この腕時計、一見アップルウォッチのモックアップのように見えるが…

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その正体はコレ。
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バイタルセンシングユニット
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…適当に訳すと生存確認装置とでも言うのだろうか?

機能としては脈拍はもちろん体温や周囲の気温、湿度などの環境情報に加え、GPS機能や、ジャイロセンサーなども備える。

付けている人がどんな環境で仕事をしているのか、や、工場内や自然環境の中で位置的にどの辺りにいるのかを逐次センターへ送信してくれる。

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心拍異常はもちろん、例えば時計が傾きと落下を検知して数秒以内に戻らなければ、持ち主がコケて怪我をした可能性がある。即時に管理者に警告を飛ばし、現場確認を可能にする。

しかし…

なぜ、時刻表示機能をつけない???

つけないねらなぜこの形にした??

と、心の中で激ツッコミ。だがひょっとしたら震えて時刻を知らせるとかの機能があるのかもしれない、もしそうならすみません。


個人的に見た目はかなりクール!

シリコン素材のストラップは、穴に留め具を通して遊環で止めるだけで固定される、簡単設計。

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スーツにもピッタシ!というわけにはいかないか、流石に…。
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労基はこれを全企業勤務者に義務付け、是非全リポートデータを公開してほしい。

どの企業が本当にストレスフリーで快適なのか一発でわかってしまうことだろう。それを元に補助金の配分や税率を調整すれば、少しは日系企業の労働環境も改善するのではないだろうか?

それこそ、大好きなAIやロボティクスで分析と処分を淡々と進めてほしいものである。


『いつかデイトナ欲しいよね』は、管理タグすら付けられず身を粉にして働く皆様と、その皆様の顔色伺いとご機嫌とりに忙殺される経営者の皆様を応援しています。

シャネルがF.P.ジュルヌの株式20%を取得…ええやん!!

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おそらく相当の時計好きしか知らないであろう、しかし高級時計好きなら必ず知っているであろうブランド、フランソワ ポール・ジュルヌ (F.P.JOURNE)

一般的知名度はほぼ無いといって良いのだが、独立時計師アカデミー(AHCI)に所属するフランソワ・ポール・ジュルヌ氏により設立されたブランドである。ほかの時計にはあまり見られない革新的なデザイン、18金をムーブメントに使用する豪快さ、そして特徴的なティアドロップ型の針がとてもエレガント。

大手のリシュモングループやスウォッチグループに属しない完全独立ブランドであり年間で1000本にも満たない数しか作成しないため、出回る数も非常に少ない。

代表的な時計をいくつか貼るが、見たことある!という人も多いのではなかろうか?

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これ特によい…


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僕も時計好きの人たちのSNSを結構フォローしているのだが、F.P.Journeはかなり人気があり、とてもうらやましいのであった。

イメージとしては、ロレックスを経てパテックへと至り、ルクルトやランゲに枝を伸ばしつつさらに幹を伸ばしたところにあるブランド・・・という感じだろうか?

このブランドについて、つい先日このようなニュースが持ち上がった。

シャネルがF.P.ジュルヌの20%の株を取得

Chanel acquires a 20% stake in F.P.Journe


なんとシャネルがF.P.Jorneの株の20%を取得したことが、2018年9月14日に明らかになったというニュースだ。これはつまり、FPJとシャネルの協力関係がオフィシャルなものとなり、相互に影響を及ぼしうる事を示している。

内心気が気でないのは現在のユーザーであろう。彼らが魅了され、一千万近い金を払って買ったブランドが大手資本に与する事となり、めちゃくちゃにされないだろうか?デザインがダサくなり、利益偏重で品質が落ちないか?…等々。

ところがこの記事では、ベルロスを例にあげ、シャネルと資本関係を持った時計メーカーはその特性も独立性も保たれるので安心してほしい、まだ慌てるような時間じゃないーーーという主張を展開しているようだ。

さらにこの提携のメリットとして『A big partner like Chanel makes the brand more resistant in case of a downturn of the economy(Chanelのような巨大なパートナーは、ブランドが経済的な苦境に立たされる時により心強く支えていける)』と述べているが、これは他の掲示板でも語られているように、まずはキャッシュフローの強化、そして今後数年、数十年のブランドの事を考えたFPJ幹部の(内心の)念願でもあったのではなかろうか。

ブランド維持のための売却

F.P. Journe Sells 20% Ownership to Chanel: The True Cost of independence』という記事では、ジュルヌ氏が最も多く投げかけられる質問を推測している。それは、

What would happen to the brand when you are no longer around?” 
(あなたが去ったとき、FPJブランドはどうなるのですか?)


というものであり、独立ブランドはそれゆえにこだわりのある製品を作り世界中にファンを持つが、一方大手グループの庇護を受けず、何かの際には経営が立ちいかず、消えていくのではという懸念が払拭されるものではない、とのことである。

これもまさにその通りで、非常に納得できるロジックだ。

そもそもジュルヌ氏の強烈な個性により世界中で何億ユーロもの売り上げをあげているのである。もし氏に不慮の事故が、不治の病が…などという懸念は当然として、成長著しいアジア市場、中東市場は同時に地政学的リスクも相応にはらんでいるため、もし短期的なものであっても戦争や紛争などが勃発した場合に売り上げの大半を失い、キャッシュフローが悪化し経営が立ちいかなくなる…という懸念もある。

この記事も資本提携には好意的な印象を持っており、シャネルの関係者の談話として『シャネルはFPJのものづくり精神、芸術性を理解しており、またそれらを敬愛し、守っていきたいと考えている』と述べている。

これはブランドのファン、ユーザーにとって最も聞きたかった言葉であろうし、このニュースの受け止め方を決定付けるものであろう。おめでとうございます。

シャネルはオーナーもF.P.ジュルヌのファンでありコレクターであるという噂もあるため、むしろF.P.ジュルヌブランドは盤石となったいう見方で正しいと言って言い過ぎではないだろう。ひと言でいうと、タイトルの通り「ええやん!」となる。

僕は個人的にYEMAというフランスメーカーの時計のファンでもあるので、このフランスの二大ブランドが資本提携するというのはとても腑に落ちるものであった。かつて実際に起こったYEMAがSEIKOに買収されたというニュースよりははるかに腑に落ちるw

まとめ

  • 20%の株式売却はFPJノーダメ、資金注入おいしいです
  • シャネルが最初からFPJの独立性キープを表明、つかオーナーがFPJの大ファン
  • 過去にベルロスやグルーベル・フォルセイなど大手資本と提携しても独立性を保つブランドはある
  • ジュルヌ氏個人への依存によるブランドリスクの軽減によりFPJはより盤石に

『いつかデイトナ欲しいよね』は、(どちらも手の届かない高嶺の花であっても)シャネルとF.P.ジュルヌの新たなる歴史を応援しています。

個人的リストショット傑作集 / Great Wrist-shots

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的なものを作りたかったのだが、いまいち…
しかしせっかく画像を集めたのでここに貼っておこう。

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These photos are listed as great wrist-shot of master time pieces.
If you find phto which you had taken by yourself,
please contact me to remove, refer, and any other actions.
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カルティエ バスキュラント
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以前書いた通り、ジャケット越しのシャツの袖口から覗くスクエアケースは攻守最強。
中でもカルティエのグレード感、上品さは群を抜く。



ジャガールクルト、メモボックス E855
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言わずと知れ…てない、僕の中でのベストウォッチ。このコンディションはクレイジーである。しっかりめのベルトと合わせて、肌に映える…


ゼニス エルプリメロ
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恐らくスーパー高価なエルプリ。なんだこのケース、ブレス!かっこよすぎ。
ラフな青シャツはデニムか綿か?


ヴァルカンのビンテージクロノグラフ
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これまたラフな青シャツにシックなジャケットを合わせ、ヴィンテージ感満載である。
ベルトと靴の色を合わせるのは基本とはいえ、こうも見事に合わせるかねしかし?


ランゲ 1815 ラトラパント・パーペチュアルカレンダー ハンドヴェルクスクンスト
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スーパーウルトラゴージャスなランゲのパーペチュアルカレンダー、そしてなんとスプリットセコンドのクロノグラフを搭載しているという超絶ド級の高級時計。でも29万ユーロって(その他のプレミア時計の数々に比べて)安くないか!?
ダイアルに浮かぶ星々はすべて職人による手作業で描かれるもので、見事のひと言。世界で29個限定。


ジャガールクルト、メモボックス E855 ”黒騎士(ブラックナイト)”
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厨ニ全開の二つ名を持つ超レア時計。探し求めている黒のE855。現存するものは、ほとんどがリダンされ黒くペイントされたものである。
このショットのように、黒のスーツに合わせたくてたまらない。

エニカー
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おもしろいケースの時計はそれだけでリストショット映えする。ケースはもちろん、リューズの位置にも注目。人間が時計をみるパースを逆手にとって逆に見やすくなっている。素晴らしい!
そして、地味ながらセーターに合わせるのも重要なポイント。えてして、リストショットは長そでじゃないと映えない。つまり、冬のある国で時計の美は発展するのである。


リシャール・ミル
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…とかいいつつ、長袖とか半袖とかそんな次元を超越しているのがこちら、リシャール・ミル。スニーカーに合わせるだけでも超絶かっこよくなってしまうこの罪深い時計よ…このかっこよさはもはや暴力的ですらある。



ゼニス エルプリメロ Traveller Multicity …となぜかGPU。萌えー
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リストショットの一つのカギを握るのは背景である。このショットは一見、高級時計にあかせてファッションなど何も考えず力業でとった一枚にも思えるがそうではない。背景に映るは今が旬のGPU。仮想通貨採掘に世界中で乱獲されている機械である。
仮想通貨を採掘しまくって売りまくって、もっともっと高級時計を買いたい!!!という持ち主の絶え間ない時計欲を感じさせてくれる隠れた名作。


そして最後は…ハルディマン!!
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憧れの時計をスーツに合わせる。かっこよすぎ。もし手元にハルディマンが存在したら、きっと一日十枚くらいはリストショットを撮る事だろう、マジで。ちなみにオーダーメードでカスタムダイアルもお願いできるらしい(インデックスの色を変える、など)。そんなんされたらますますリストショット最強になってまうやん…


最後に、「How To: Take the perfect wristshot (TIME+TIDE)」よりリストショットをうまくとるコツを引用したい。

  1. 自然光。ただし陰影をうまく調整する事。車の中やカフェが適している。
  2. ストーリーを湛えること。どこで撮られたものか?どんな靴を履いているか?どんなコーヒーを飲んでいるのか?
  3. スーパーカー!超高級車と撮ってみよう。自分のじゃなくても無問題
  4. 2,3人で合わせてみよう。悩みながら、いろいろなアングルや構成で…!遠慮なくお願いすべし。
  5. 照準。初心者は文字盤に合わせてしっかり撮ろう。


バルジュー7733の魅力

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ビンテージ時計好きなら必ず一度は検討するであろうクロノグラフムーブと言えば、バルジュー7733であろう。

バルジュー72などの三つ目は安めのロレックスが新品で買えるくらいそれなりの値段になるので、ビンテージクロノを最大限楽しみたければ7733が圧倒的にオススメだ。安いし、多い。替えの部品にも今の所困らない。

なお、六時位置にデイトが入れば7734、インダイアルがついて三つ目になれば7736となる。この順に値段も高くなる。加えて、7737というヨットレース用にカウントダウンタイマーが付いたものも存在する。

ちなみに7733には右側のインダイアル、積算計が30分モデルのものと45分モデルのものがある。

僕はなぜかこのムーブの載ってる時計が好きで、何個か持ってるのだが、そのうちの1つとケーキを食いに来た。
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バナナ?のなんかのケーキ。

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バルジュー7733は汎用ムーブなので大小いろいろなメーカーが採用しており、デザインも幅広い。これはステンレススチールケースに四角のプッシュボタン。

ダイアルはボロボロだが、インデックスが全て別パーツになっていて後付けされており、かつピカピカ光って綺麗なのでお気に入りである。

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バンドはNATOストラップ。ビンテージ時計を、カジュアルに身につけるにはNATOストラップがおすすめ。

サイズ?そんなもん適当で良いのである。

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四角くて小ぶりなプッシャーはビンテージ感満載!押し心地も良い。

ケースも磨かれ過ぎず、エッジが綺麗に残っていて状態が良い。

メーカーはZEなんとかCOと書いている。全く知らない。多分、これを読んでいる人たちも知らないだろう。この時計と同じ時計を持ってて、かつ、たまに使うよーって人は、日本に三人もいないのではないだろうか?

人とかぶることがほとんどないのもバルジュー7733を愛する理由の1つである。

道を歩けばデイトジャスト、サブ、デイトナ、パネ、FM、あるいは場所によってはパテでさえありふれている。しかし、バルジュー7733は違う。よほど特殊な環境、特殊な人しか使っていないので、まず同じ時計に出会うことはない。

今でも、現行クロノムーブの傑作、ETA7750が載っているから、例え知られていないブランドであってもそこそこの金を出して時計を買う人がいるが、それと似たようなものである。

ブランドやロゴなどどーでもよい。中身のムーブメントを知っているならそれで良いのである。
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三時位置のインダイアルの上側に45とあるのが見えるだろうか?これは45分積算計バージョン。

上のボタンを押すと真ん中のクロノ針が回り始め、一周するごとにここの小さな針が1つ進む。一周45分かかるため、45分経過時まで計測できる。だから45分積算計という。

クロノ針もセンターにビシッと合ってて気持ち良い。いい時計です。
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数珠ブレスをつけるなら、石や宝石、水晶はやめた方が良い。たまにやってる人を見るが、ケースが傷だらけになる。

つけるなら木がおすすめ。それでも、傷が嫌なので、僕は革ブレスをつけることが多い。

諸兄におかれましても、自分だけのバルジュー7733をぜひ見つけて愛用頂きたい。そして、それをこうしててネットの片隅に残し、後世に伝えていって欲しいと思う所存でございます。



相棒パネライ

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久方ぶりに会った先輩と飲んだのだが、手に巻かれていたのは結納返しでリクエストしたと言うパネライの二針時計。

うーん、デカい!
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僕のような古時計愛好家には、そのでかさ、質感、形状、仕上げ、どれを取ってもものすごく刺激的である。
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が、なんといってもこの顔。

文字盤の潔さ、夜光は刳り貫いたアラビアインデックスから下のレイヤーを透かせるという手法、シンプルだがオリジナリティの高い二本だけの針…などは大変趣があってよい。

このスッキリとした文字盤のせいで、ゴツいケースが全く気にならない。この調和が名作たる所以であり、このブランドのアイデンティティと言えるのではないだろうか。
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ムーブはどんなもんかなー、と思い裏返す。

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綺麗に面取りがなされており、コートドジュネーブも美しい。視野も広いので迫力がある。

裏返した時にも所有者を癒してくれるというのは重要だ。この持ち主は、もう何年も前からこの時計を大事にしていて、ほぼ唯一所有しているのがこのパネライである。

彼はこの時計と長い間苦楽を共にし、日々ゼンマイを巻き上げてきた。

大切なミーティングの時間も、楽しい飲み会の時間も、辛くて出口の見えない時間も、この世の何より貴重な時間も、このパネライによって告げられてきたのであった。

1日の終わり、彼はパネライをそっと外す。その時に持ち主が裏を見て、ガッカリするような事は許されない。手巻きムーブとはいえ、ここまで美しく仕上げられているならは、きっと、明日もまたこの時計と共にいよう、と彼は思えたはずだ。

自分の時計としては考えたことも無かったが、触ってみるとパネライはやはりとても良い時計であった。気の置けない先輩の相棒として、頼もしい奴だと感じた。


…腕にはめさせてもらいもしたのだが、酔っ払っていたので写真がない。悲しい…

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