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Lipのオールドクロノ、マッハ2000…カッコ良すぎひん?

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昔某ベイで見つけて保存してた画像。
 
LIP MACH 2000 CHRONOGRAPH  
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かっこよすぎてびびる…

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これは色違い。カラフルなプッシュボタンが最高にかっこよい。



高級時計ブランドとして知られるアラン・シルベスタインが時計を作り始めた理由は、このモデルをずっと使っていて壊れてしまい、他に気に入ったのがなかったから自分で作ろうとしたというのが始まり、らしい。なんとなくわかるかも・・・w
「アラン・シルベスタイン」の画像検索結果
アラン・シルベスタインの時計。色使い、直線と曲線の組み合わせにマッハ2000の面影を感じなくもない



Logo入りバンド欲しすぎる。。。

このデザインは後年クォーツで復活しLIPの代名詞ともいえるほどに有名になったが、オリジナルは1973年、いまから実に45年前(!)にバルジュー7734で発売されたこのクロノグラフなのであった。

デザイナーは伝説の工業デザイナー、ロジェ・タロン

LIPはバシュマコフやブリケなど名だたるデザイナーを起用している歴史を持つが、その中でもLIPのロゴのデザインを完成させたこの人物こそ最重要とみて間違いない。フランスの高速鉄道TGVのデザインや、ポータブルテレビのTelevia、果てはスキーブーツまで、時計界のみならず産業界にも多大な影響を及ぼしている。
「Roger Tallon」の画像検索結果


こんなチェアや
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こんなランプをデザインした人。
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同じくLIPのLEDウォッチも激カッコよい。
「LIP LED watch」の画像検索結果



うーん、、、、欲しい。。。。カッコよすぎるぜマッハ2000・・・。
Lip-Mach2000-3




曲線的デザインがIKEPODにも通じるものがある・・・のか?
個人的にはIKEPODのスペーシー味のある曲線よりも、LIPのぬくもりのある曲線デザインのほうが好きだ。
「IKEPOD」の画像検索結果
IKEPODの時計画像(参考)。針の形が超かっこよい!


曲線の中にも直線を交え、素材のぬくもりを活かしている。LIPはそういう時計が多い。
Lip-Mach2000-1

こういう時計は、部品が壊れたりなくなったりしたら替えがないので別作するしかなく、しかもオリジナルに忠実に再現するならば、樹脂素材で作ることになるので難しいであろう…

復刻盤はごまんと存在するのだが所詮復刻は復刻、しかもクォーツムーブである。やはり手に入れるならオリジナル以外にあり得ないのではなかろうか。


以上、いつかは手に入れたい伝説のクロノグラフのご紹介でしたとさ。


※LIPのデザインに魅せられた人はぜひこのサイトもチェック!

Lip horloges 

最悪!寝過ごしオークション

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悔しい…


ネットでビンテージ時計を漁る御仁にはおなじみの現象、、ではあるのだが、

オークションで落札時間に寝落ちしていて気づかない事件

が、ひっさびさに発生してしまった。。。舞台は某bay。だいたい時差の影響で真夜中にダンされるディールが多く、元々難敵ではあった。ていうか、仇敵といってよい。


思えば時計を好きになってから3,4年は経つが、同様の事故はいくつかあって、それぞれが未だに後悔するくらい悔しい。

その中でも今回はけっこう格別で、なんとニ個同時に、よりによって同じ日にほとんど同じ時間に取り逃がしたのである。逆奇跡といっていい。


失敗における後悔レベルはケースバイケースで、
  • 最悪なのは、予算として考えていた額よりもかなり低い金額で落札されていたパターン。

  • その次に悪いのは、だいたい予算と同じくらいかちょい高いくらいで落札されたパターン。

  • まあ許せるのは、予算をけっこう超えて落札されていたパターン、である。

今回はまさに最悪のパターンを、ダブルで食らったのであった。

狙っていた二つとも、同じくらいの時間帯に、予想の三分の一程度の額で落札されていた。

それを落札後1時間くらいして夜中に目が覚めてから発見したものである。
ゴメス・・・
(※マイブームのPL学園野球部用語、意味は『最悪』。Battle Studiesという甲子園経験者の作者が描く漫画が元ネタ、めちゃめちゃおもろい)

Image result for Battle Studies ゴメス


もちろん猫も杓子もAI化、RPAな昨今、ていうかもうずっと前からオークションに色々セットしておけば自動的に応札や落札をしてくれるソフトやシステムも世の中に存在するのだが、これらはあくまで第三者の作ったものであるため、動作の保証がなされていない。

実際にサイト側の細かい仕様変更でソフトが落札処理ができず、獲物を取り逃がしてしまった経験もある僕としては、やはり大事なオークションのここ一番では手動で落札したいものである。


だいたいは夜中に目覚ましセットしておき、目が覚めてから応札するのだが、ごくたまーーに疲れてたり携帯の電池が切れていたりすると失敗することがあり、今回は前者であった。

はーついてない・・・また今度探そうっと。


今回のは4年くらい待ってようやく出てきたのだが、次回は…何年待つかなあ。。。






時計と関係ないけど、バトルスタディーズ、今ならキンドル版は1,2巻無料っぽいので興味あればぜひ。PL学園野球部が舞台の元甲子園球児による激熱漫画!







某ベイにて大量の新規Memovox出品があったので勝手にレビューをする

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新規かどうかは知らないけど今気づいたので適当にスクショを貼って行く。

ジャガールクルトのメモボックスはロングセラー商品で様々なパターンがあり、欧州ではジャガールクルト、北米ではルクルトの名前で売られていた。

僕はその中でもE855と呼ばれるシリーズの大ファンで、とくにドーフィンハンドのモデルがものすごく好きである。

…まぁそんなことは置いといて、以下にご紹介。

めんどいのでリンクは貼れないのだが、欲しい人は是非凸ってきて下さいませ。
コメントはものすごく適当につけてるので、あまり、真に受けないようご注意を。

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ミックスインデックス、ドーフィンハンド、青いアラームインジケーター。あまり見ないモデルで好きなのだが、ケースの形がアンティークすぎてイマイチ。


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セイコーみたいなケースに、アラームインジケーターの細長い二等辺三角形が特徴。インデックスとよく合ってるね!しかしこれもアンティーク感ありすぎてイマイチ。


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メモボックスはゴールドも美しい!北米向けモデルであることを示すルクルトのロゴが十二時に入っていて、グレード感も高い。六時位置にスペースがあり、オートマチックと記載されているのも北米向けモデルの特徴。なお、キャリバー815はハーフローター式自動巻きのデイトなしモデルである。


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ミックスインデックスのゴールドモデル、これもアンティーク感に溢れている。メモボックスは竜頭が二つある分、ダイアルが湿気で傷みやすくこのような黒ずんだ個体が非常に多い。


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リーフハンズがエレガントなモデル。インデックスの内側にスペースが多めなのが個人的にイマイチ。時代を感じさせるデザインという意味では素敵。


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北米向けモデル。バーインデックスの内側に夜光のドットが入っているのは高ポイント。北米向けモデルは金色が多いのは国民の嗜好を反映したものであろう。いまでもアメリカ人は金色好きが多い印象。

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やや珍しい、六時位置にロゴのある北米向けモデル。細長いアラームインジケーターはやはりアンティーク感満載。


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コレ。大好物のE855である。六時位置のインデックスが、アラームインジケーターのディスクまで伸びているのが素晴らしい。このデザインこそがキングオブメモボックス!
ダイアルは見ての通りひどい状態で、しかし上述の通りメモボックスは傷みやすく、ほとんどはこのような状態のものばかりである。

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同じくE855だが、違いがわかるだろうか?このモデルは、バーインデックスが短く、内側にかけて少しスペースがある。さらに、9時、6時のインデックスがそれぞれ太くなっている。

コレはコレでよいのだが、少しシャープさに欠ける印象。


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うって変わって、縫い針のように細い針の北米向けモデル。この辺りの時代のモデルには、リューズがこのようにやや小さく、ぽってりしたものがある。ジョイント式巻き芯だからなのか?ケースの形は好きなのだがこれか残念。



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ラグが広がるように伸びていて、ややドレッシーな印象を与える。古き良きアメリカの社交文化を思い起こさせるあつらえで嫌いではないが、やはり古臭さのほうが勝る。


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楔形のインデックス、黒い秒針が特徴的。これも末広がりのラグで、ドレッシーである。が!やはり文字盤の状態が悪いのが残念である。


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これはジャガールクルトでもメモボックスではないが、似たようなモデル。ぱっと見よくにているが、やはりケースの作りの安っぽさは否めない。

よい時計というのは、ケース自体がえもいわれぬオーラを纏っているものである。のだが、これにはそれが無い。機械式アラーム時計の入門としても割高感が否めないなぁ。


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アラームインジケーターの部分が、パーキングメーターになっているモデル。車を止めてアラームをセット、その後設定した時間にアラームが鳴り、駐車時間を持ち主に伝える…という趣向。

鮮やかな青色のため見た目のインパクト強く、個人的には好き。

パーキングメーターのメモボックスには北米向けのルクルトロゴのものが多いイメージだったがそうでもないのかな?
あるいは、欧州向けモデルのアラームディスクを置き換えた可能性もあり。


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夜光の入ったリーフハンズの針がドレッシーなゴールドモデル。ミックスインデックスは悪く無いが、個人的にはやはりインナーディスクとのスペースが気になってしまう・・・。


しかし一番は…

というわけでいくつかコメントをしてきたが、やはり、僕の中での最高峰のメモボックスはこちらである。E855のSSモデル。この個体は状態も最高で、インデックスも細長いタイプ、しかもピカピカに磨かれている。JLのオフィシャルメンテにでも出したのであろうか?
三針アナログ時計では世界最高のデザインだと思っている。
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もう一枚別の写真。ピカピカ!!かっこよい!!!最高。たまらん!
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僕のもこんなに綺麗だったらいいのになぁ。。。。

サービスに出したら綺麗にしてもらえるのだろうか?ブティックに持ち込めば2,000ユーロほどでオーバーホールついでに文字盤の再印刷をやってくれると聞いたことがあるが、どうなのだろうか。

リアルではまず見ない

ちなみに、リアル生活では一度だけ、アンティークのメモボックスを巻いてる人を見たことがある。空港のラゲージクレームにいた西洋人であった。それでも確か北米向けモデルで、E855の欧州モデルは皆無である。


もし街でE855を巻いてる人を見かけたら僕である可能性が大であるので、是非お声がけを!(違ってたらすみません。)

以上、メモボックスファンによる勝手気ままかつ無責任な出品物論評でした。


某bayで見つけた面白時計二選

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なんかカメラロールに保存してあったので、備忘録的に載せておくことにする。


某オークションサイトにて、物珍しい時計を見つけた。


最初はこれ。


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ん??

ってなるデザイン。

多少ベルトから中心がズレてる時計はたまに見るが、こんなに完璧に外してるのは見たことない。いいのかこれ?


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クロノグラフのプッシャーは上方向にある、所謂ブルヘッドといわれるタイプである。

ブルヘッドにした結果、積算計が左右に並ぶのではなく、90度回転していて上下に並んでいるところがめちゃカッコ良い。


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ケースも風防もカッコ良い!!特に風防はよく見るとピラミッド型に盛り上がっている。


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裏側。刻印なし。

なおムーブメントはバルジュー7734。
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続いてはこちら。ウォルタムのメカデジクロノグラフ。

メカデジのクロノグラフは非常に珍しい、っていうかこの時計と同じムーブを搭載したものしか見たことない。

で、丸型。丸型は初めて見た。


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なんで、文字盤の色がこんなジャガイモにヨウ素液垂らしたような色なんだろう?勿体ない…


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この時計のカッコ良い所の一つは、クロノ針。針が生えてるハカマの部分からいきなりクロノ針が始まってるところがカッコいい。



ティアドロップ型というのだろうか、ケース形状は流線的で美しい。





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裏側。

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いやー世界は広い…










激レアなコンパックス”NINA RINDIT”、ヤフオクに登場、即退場

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ユニバーサルジュネーブという名門ブランドがあるが、何と言ってもみんなの憧れはCompaxシリーズ!

特に四つ目のトリコンパックスシリーズが有名である。いつか欲しいなぁ…


さて先日、こんなモデルがヤフオクに登場していた。

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これを見てわかる人はすぐにわかるであろう、一見OMEGAのスピードマスターのような外観はまさに激レアなコンパックス、"NINA RINDIT"モデルである。リファレンスは885103/02のようだ。

驚くべきことに、ステンレススチールのUGブレスがついている。まさかオリジナルではないだろうが、しかしものすごく価値のある個体であることは間違いない。

本物であれば、であるが。

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なお、この出品は何人かが入札した後に即効で終了させられている。

事情は分からないが、出品者が悪者に騙されたりしていない事を祈るのみである。
しかし、どう見積もってもこの時計には200万円以上の価値があるであろう。すこし色違いの同モデルはオークションで450万円ほどで落札されたこともある、まごうことなき超希少モデルである。

…繰り返すが、本物であれば、である。

見る限りとても、とても本物に見えるが。。。
ま、写真のものが送られてくるとは限らないのがヤフオクの怖いところ。笑。

ニナ・リンディットはモデルにして著名レーサーの妻。
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腕にはレザーカフの上に巻かれた当モデルが輝いている。かっこよすぎ。。。



以下の画像はこのオークションの説明文。
キャリバーは72だと思います、思います、、、思いますてどゆこと!?
72は誰でも知っている超名作キャリバーで、三つ目の高級機にはこぞって採用されているものだ。
それを、「思います」って・・・。怪しい。。
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なお、この時計の参考ページとしては、HODINKEEのこのエントリが良い。
https://www.hodinkee.com/articles/found-tropical-universal-genve-nina-rindt-compax-chronograph


大量に写真があるのでどれだけカッコよい時計かお分かりいただけるであろう。

なんとこのHODINKEEの個体は、神戸の古物屋のような所から買い付けたものである、らしい。英語がまったくわからない店だったので、HODINKEE執筆者の親戚の伝手をたどって日本語でコミュニケーションをとれる人を探し、ようやく買ったのだ、とか。買った値段は謎である。笑。


うーんしかし、謎に満ちた出品であった。
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なんといっても針がかっこよすぎる!!
時針、分針の、UGらしいスペーシーな芸術的シェイプはもちろん、積算計や秒針の四角い針などもはや芸術品の域である。
かっこよすぎる。。。。


しかし、気になる点としては、出品者が以下のように新規であることだ。

ヤフオクを少しでもやったことがある人ならわかるかと思うが、基本的にこういった新規ユーザーは碌なもので無いことが多い。
特に、こういった高級品を一点数もので出すというのは要注意である。僕はまだ終了前にこのオークションを見ていたが、この出品者の情報を見て関わるのは辞めておこうと思った次第である。w。


説明文の最後にある「見落としがあるかもしれません」は、偽物を出品する奴らが使う常套句のようなものでもある。

そう、偽物の可能性は結構ある。

ロレックスのデイトナほどではないものの、ビンテージもののユニバーサルジュネーブのクロノグラフは人気が高く高値がすぐにつくため、結構凝った偽物も存在するとの事であった。
僕は本物との比較写真を見たことがあるが、全然偽物だとは分からなかった。当然これらの出品写真を見ても分からない。

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オークションというのはこういう事がたまにあるから面白い。


この時計はどこからきたのか、だれのものだったのか?

なぜオークションは途中で終了したのだろうか?

真実はネットの海の奥深く、誰も知りえない暗闇の海溝に葬り去れた。


それでよい。



以上、ヤフオクでヤバい時計をみかけたお話でしたとさ。



Wittnauer Futuramaのプラ風防が売っている!!

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ebayで。
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ウィットナーの名作であるこの時計、レトログラード機構を備えており、針が最下部まで到達したら瞬時に跳ね上がる仕組みになっている。
僕は時計を好きになる前からウォッチズモというサイトでこの時計を見て以来大ファンであった。手に入れた時は感動したものだ。

特殊な形状ゆえに特に外装パーツの代替品などないと思っていたので、傷つくのが怖くてほとんど使えないままでありました…

前の記事で載せた写真👇
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めちゃめちゃかっこええ…

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タンタンとFuturama


…のだが、不意にebayで風防だけ売ってる人を見つけた!

出品物のスクショ👇
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お値段約六千円なり。ちゃんと日付のところもレンズになっている。五個あるそうで現時点でまだ一つも売れていないw

日本に一体何人いるのか分からない(全員集めても小学校ひとクラス分ほどではなかろうか?)が、この時計の愛好者様方、風防にお困りでしたらこの機会をお見逃しなく…!!

初SICURA 🙌 Globetrotter 🌏

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Get!!

SICURA GLOBETROTTER

通好みの時計ブランド、SICURA。その中でも異彩を放つこのモデル…!

グローブトロッターというモデル名は、世界中を旅する人、という意味なのだが、
この通り、インナーダイアルにはこれでもかと言うくらい、世界中の都市名が書かれている。ベゼルを回すと都市と都市の時差がわかる仕組みだ。

ところで、このモデルは個人的に初めてのGMT針(と言って良いのだろうか?)を持つ時計となる。
しかしこの時計のすごいところは、普通の時針、分針、秒針の他に、GMT、さらにはニューヨークの時間である NYTと二つのタイムゾーンを指し示す針がある事である。

状態は見ての通り、ボロッボロ。

夜光の剥がれ、
文字盤のくすみ、スリキズ、
風防の中割れ、
針の塗装のハガレ、
怪しげなリュウズ(と思ったらどうやら純正っぽい)、
カレンダーのズレ、
色のくすんだベゼル…


しかーし、そのぶん格安で手に入ったから良いのである。この時計は数年前から狙っていたやつだが、普通に買うと十五万くらいするので二の足を踏んでいた。そこに某bayでコレである。

カレンダーのズレは普通に修正するとして、くすみとかもできる限りクリーンアップしよう。この時計で一番カッコ良いのは分針の鮮やかなオレンジなのだが、見る影もなく色あせている。ので、このオレンジの再塗装も必須。もちろん、夜光の入れ直しも…

ベゼルはもともととてもビビッドな水色と黄色なのだが、これはどうしようもない。ので、デッドストックを探してオーダーした。時計とあんまり値段変わらなかった。早く届け…!!


見よ、この貫録…




裏面。
シクラの時計は、このようにオープナー用の穴が空いているのが多い。穴は周りが星型に縁取られている。弾痕みたいで、個人的にすごくカッコ良いと思う。


手に入れてワクワクする時計ってすごいよいですなあ。


ついてきたベルトも渋くていいな!と思ったのだが、


接着剤ハガレ。まあこうなるよね…



以上、シクラの超カッコ良い時計、Globetrotterでした。

ジャンク時計ゲトー

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開封の儀。





ジャンク時計を買う楽しみは、安い値段でまとまった数の機械式時計が買え、修理の練習ができ、故障のパターンを知ることができ、誰かが長年使ってきたであろう形跡を眺めることで、全く見知らぬ他人の人生に思いを馳せることだ。


これとか、有名メーカーのものも混ざっててりするのでたまらない。これはブレスもオリジナルだ。

うーん、楽しみ!



なお、気になるお値段は…



時計三千、送料三千の合計六千円…也。

Memovox E855のジャンク出品

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を発見。


これを見て、疑問に思ったこと。



このモデルは、2時位置のリューズを引いておくことでタイマーを解除できる。つまり、リューズを普通に入れていた状態では、アラームが作動してしまうのである。

毎回アラームがなるとうざいので、必然的にこのリューズは一段引いたままにしておく。すると、このようにリューズから水分が入り込み、ムーブやダイアルを痛めるのである。

アラームなんて一度鳴らしてほっておけば?と思うかもしれないが、アラームが鳴りアラーム用ゼンマイが解放しきってしまうと、アラーム用ハンマーがフリームーブになり、カチャカチャ喧しいのであった。

好みの問題ではあるが、このモデルのムーブは、伝説的ムーブと言われていて僕も大好きなのであるが、この点においてアラーム用ムーブとしては手巻きのバルカンクリケットの方が良くできていると個人的に思う。

さて、針は、明らかに後付けである。ドーフィンハンドというだけの、似ても似つかない針が使われている。


夜光は、なんか少し内に寄りすぎてない?!と思わなくもない。

バーインデックスは、僕の好きな長いタイプなのだが、内側の
余白が多すぎる。同じく、ロゴの下部分も空きすぎている。


…と言うわけで中身も推して知るべしなのだが、気になる落札価格は…



十万円弱也。

これ、ケースだけで十万を超えた例もあることを思えば、ボロボロの個体でも割安感はあるなあ。


名作時計はケースも高い。SS Memovox E855のジャンクパーツ

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タイトルの通りである。


先日ebayでみつけたこのジャンク部品。時計のケースに、腐りかけの文字盤付き。裏蓋はまあまあ綺麗かなあ、プラスチック風防は…見る影もなし、という品。




状態は悪いが、僕の欲してやまないジャガールクルトのメモボックスE855、ステンレスシルバーのものである。

ゴールドはもっているが、どうしても僕はこのステンレスシルバーが欲しいのであった。


当然ながらスタートは捨て値。2$とか。

が、どうしてもほしい僕はいきなり二万円くらい入れてあとは逃げ切りの算段であった。

そして数日経過。

さすがにこんなゴミに二万円も払うものはいない。



ところが… 

終了数時間前から僕より高い入札が入り始める。

物好きはいるもんだなぁ、まぁしゃあないか…とおもいつつ、誰も出さないであろう四万円をぶち込んで高みの見物と決め込む。


ところが終了数秒前…ほっと一息つこうとしたとき、

OUTBIDの知らせとともに終了。


終値はなんと…




631ポンド、約900米ドル。

まさかの十万円超え…




これは、僕以上に絶対に欲しい!何が何でもいま手に入れる!もう待たない!という人で無いと出せない金だと思う。
 
かつ、そのような人が複数人ebayを監視している事を意味する。この額になるということは、競っているということなので。


嗚呼、憧れの名機への道遠し。


さても奥深きかな、時計愛というものは…。


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